キリスト教カトリックで神父の資格を取得し 仏教の〇宗派で僧侶の資格を取得した 両方の宗教の聖職者の資格を持っている人…

Question

キリスト教カトリックで神父の資格を取得し
仏教の〇宗派で僧侶の資格を取得した
両方の宗教の聖職者の資格を持っている人がいるそうです。別にその宗教を信仰していてなくても
必要な知識や技術を取得すれば
その宗教の聖職者の資格を取得できるということなのですよね？

Answer 1

仏教の僧侶になったわけではないです。
カトリックと禅は、相反するものではなく、カトリック教会の禅道場がありますし、フランスの教会にも禅をする場所も持つ教会があるようです。

奥村神父のように、禅宗から一転して司祭になる人もいますが、司祭・修道者がお寺で禅の修行をすることもあります。そして、指導した僧侶から嗣法を受けた司祭もいます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E6%9D%91%E4%B8%80%E9%83%8E

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%80%E8%84%87%E4%BD%B3%E5%90%89

http://www.jesuits.or.jp/~j_riesenhube/zazen.html

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=http://jare.jp/admin/wp-content/uploads/2017/05/shimizu-religion_ethics05.pdf&ved=2ahUKEwjgrM_2z43lAhVFE6YKHeKHCSkQFjALegQIARAB&usg=AOvVaw2S7HdQh99MfKoPUfvGV_ct

Answer 2

カトリック信徒のものです。

カトリックで司祭（神父）になるには、司祭叙階を受けないとなりませんが、この司祭叙階を受けるためには、神学校か修道会で、何年も専門的な神学の勉強や修練を積まないとなりません。また、神学校や修道会に入るのは、カトリックの信徒であるということが前提になります。

いずれにせよ、カトリックの司祭というのは資格ではありません。資格というのは、この世だけのもの。司祭叙階の効果は死後も永遠に続きますので、天国に行っても、司祭は司祭です。

カトリックの中でも、すでに書かれているように、元カルメル会日本管区長の故奥村神父様のように、仏教での修練を積まれたという方もいます。この方の場合ですが、仏教的な修練を通して、キリスト教を見つめるということをなさった方です。なので、仏教に関しても、下手な僧侶より造詣が深い方でした。ただ、僧籍は持っていなかったように記憶しています。

すでに書かれていますが、カトリックと禅とは、相反するものではないとされています。実際、禅の道場で黙想する司祭の方もいらっしゃいます。

熊本の真命山のように、禅寺の一部に聖堂を設けて、東洋の瞑想とキリスト者の祈りというテーマで、宣教活動をなさっている聖ザベリオ宣教会の宣教師フランコ・ソットコルノラ神父様のような方もいらっしゃいます。
http://sadhana.jp/nihon/15101.html

Answer 3

それガセですね。カトリックでは司祭になるとき終生請願をたてます。なかなかやめられません。やめたとしたら、神父の資格は剥奪されます。
仏教はよく知りません。ただ、教えが全然違うよにどのように神父がカトリックの信仰を持ったまま仏教の僧侶になるのか不思議です。

Answer 4

カトリックの神父の資格を持っている人が、仏教に改宗することはあり得ますね。

●仏教では両方の信仰を持ち続けることができます。

カトリック側では許されないと思いますので、仏教からカトリックに改宗して両方持ち続けることはできないでしょう。
これはキリスト教と仏教の特徴を知ればわかります。

●仏教は以前の信仰を捨てる必要はない。
●キリスト教は以前の信仰を捨てなければ信仰に入れない。