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臨床医としての能力について、質問します。 研究ではなく、臨床一筋(一番一般的ですよね)の医師の評価は、臨床の腕の良…

臨床医としての能力について、質問します。 研究ではなく、臨床一筋(一番一般的ですよね)の医師の評価は、臨床の腕の良し悪しで決まるのだろうと思います。臨床の能力が高い医師と、正直使えないなという医師の差は何から来るんでしょうか。医学部で学んだ基礎的な知識(解剖など)があやふやだと、やはり臨床では使い物にならないですか?或いは、初期研修での勉強が不十分だとそれ以降の実力も厳しくなりますか?

補足

医療現場では、目まぐるしく状況が変わっていくのだろうと思いますが、臨機応変に対処する先生というのは、肝が据わっているものですか?

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ID非表示さん

回答(2件)

  • ベストアンサー

    まずは、知識量と向上心ですよね。医学において、知識は正義。日頃から勉強していて知識を増やしていくのもそうですし、疑問に思った事を放置、教わった事を、放置しないで、勉強して、自分なりにとりこんで、「使える知識」を増やしていく。 次に経験値ですよね。治療した患者が多ければ、それだけ、治療の引き出しが増えます。ただ、多くの患者さんを治療しても、その治療に対して、反省点とか改善点とかを考えていかないと。ただ、診ているだけで、経験値にはなりません。 後は、技術。手術の技術もそうですし、中心静脈栄養とかの高度な手技もそうですが。基本的な、点滴などの技術なども、結構、重要な技術です。 若い看護師でも入れられるような血管で失敗する医師は、使えない医師、と烙印をおされますし。逆に、若い看護師、ベテランナース、研修医、若手医師が点滴を失敗するなか、指導医が、体中注射されまくりで、しょんぼりしている患者さんに「大変でしたねー」と点滴を一発で入れる。これだけでも、患者さんの信頼度は絶大にあがりますし。「やっぱり指導医は凄い」と尊敬されるようになります。 なので、やはり、技術力は大事だと思います。高度な技術は勿論ですが、採血、点滴とかの基本的な技術も重要で。少なくともベテランナースよりは点滴が上手じゃないと、医者としては恥ずかしいですね。 後は、メンタルと体力です。医療現場は、予想外の事が置きまくるので、もともと考えていたプラン通りにはいかない事が多いです。 そんな大混乱の中で、医療チームリーダーの医師が混乱してたり、てんぱったりしてたら、指揮系統が働かないので、何も解決しません。 なので、どんな事態が起きても、心を乱す事なく、仕事を優先順位が高い順に並べつつ、状況の変化で順位を臨機応変に動かしながら、看護師や他コメディカルに矢継ぎ早に、適切な指示を出していく。 医師が動じることなく、適切な指示を出しながら、優先順位の高い仕事からとりかかっていけば、予想外のことがおきたり、救急患者が連続で入院してきたり、手術患者が連続で入ってきて連続手術になるとしても。必ず、現場の混乱はおさまります。 後は、コミュニケーションですね。医師は、医療チームのリーダーですが、看護師も薬剤師も看護助手も検査技師も、皆、医師の下僕ではありません。 なので、時間がある時は、世間話をいったり、冗談を言う等、日頃から、看護師やコメディカルと良好な関係を作っておくことでしょうね。 医師は誰でも、ミスをします。ですが、日頃からスタッフと仲良くしていれば、○○先生が、ミスしても、しょうがないよね。という空気になります。 逆に、日頃から、看護師を下にみて扱ったり、他のスタッフにも偉そうにふるまっていると、ミスしたら、俺らにあんなに強くあたってきて、自分もミスしているんじゃん。使えない医者。と言われてしまいます。 後は、患者さんや家族に、難しい医療面談をする時とかも、コミュニケーション能力が必須です。ただ、喋るのが上手い下手ではなく、相手の気持ちを察する能力や、高い倫理観をもって発言していれば、患者さんや家族は、自ずと、信頼してくれるようになります。 あとは、これが、一番、大事かもしれませんが。「はったり」です。 「俺は仕事がいかにもできます」というオーラを出しておくことです。 メンタルにも近いんですが、そういう雰囲気を出す事ですよね。 例えば、病院内は、忙しくても、自分は余裕だね、という顔をしておく。忙しくても、バタバタ走って焦っている姿をみせない。 予想外のことが起きて慌てる場面でも「大丈夫。一つ、一つやっていこう」とあえて、他のスタッフの仕事のペースを下げる。これは、焦るとミスが増えので、ゆっくり確実にやった方が結局は早いからなんですが。 点滴なんかも、はったりの一つです。 何人もの看護師、何人もの医師が入らない点滴を一発でいれる。すると「凄い外科医だ」と患者さんは思うはずですし、看護師、他の医師も「難しい点滴を、あっさりといれる、なんて仕事ができる人なんだ」と思ってくれる。 まあ、いろいろ書きましたが、知識、経験値、技術、体力、メンタル、はったり これを持てば「臨床能力の高い医者」ということになりますし。 これを持ってないと「使えない医者」という評価になります。 特に、「はったり」の効果は大きいですよ。「自分は仕事が出来る医者だ」「ちょっとの事では動じない医者だ」とはったりをかましてふるまっていたら、実際、自信なさげな医者よりも明らかに頼りにされますし。 「自分は仕事ができる医者だ」とふるまっていたら、本当に仕事ができるようになるんですよね。

    4人が参考になると回答しました

    ID非表示さん

  • 逆に、知識さえあればそれでよいという医者が多いんですよ。柔軟に対応する能力がない。それは医学部の大学受験が知識の詰め込み程度で合格できてしまうからです。

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