終末期医療に携わっていた時、家族がいない人を数人看取ったのですが、彼らが一番感謝していたのは、ただの病院の清掃員とかだったですね。 病気のこと、死期のことがわからない人との会話の方が気楽だったそうです。 確かに、老人ホームとかでは、時々「傾聴」というただ話を聞いて相づちを打つだけのボランティアの人がいますね。看護師やヘルパーは時間に追われていますが、そういう時間に追われない人が話を聞くのが喜ばれるのかもしれません。 医者でも看護師でも介護士でもそうですが、どんなにしんどい仕事、汚い仕事でも、患者も家族も「金もらっているから当然だろ」という人が大半です。
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