解決済み
宇宙飛行士と放射線についての質問です、 宇宙飛行士は宇宙船やISS内においてどの様に宇宙船等の放射線から身を守っているのでしょうか?全く知識がないので放射線は鉛や水で防げるという事ぐらいしか知らないのですが、重くて運ぶのが大変な鉛で宇宙船を覆っているのでしょうか?それとも飲み水とか生活排水とかを宇宙船の周りで巡回させている? 多少専門用語があっても良いので詳しく教えてもらえると有り難いです。
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何もしてないです。
放射線の種類によりますが、あまり防げません。 アルファ線(原子核/陽子)やベータ線(電子)ガンマ線(電磁力)は防げますが、中性子線(中性子)は、正直、難しいです。 水や鉛でも、完璧ではありません。 原子構造は学生時代に習うと思いますが、中身はスカスカなんですよ。 陽子や電子は、電荷しているので、吸収されたり弾かれたりするのですが、電荷していない中性子は、簡単に突き抜けます。 厚みがあれば、原子核に当たって、吸収されたり核反応したりする位なので、中性子にとってはスポンジ同様ですね。 宇宙での中性子量は、多くはないけど、地球よりは段違い。 だから、長期滞在は出来ないんですよ。
基本的的に何もしていません。 宇宙船本体の金属板で防護できる分だけを防護しています。 放射線には種類があるので、金属板でほぼ阻止できる放射線もあれば、γ線(X線)、中性子線のように貫通力が強くて、何やっても防げないものもあります。 防げないので、被曝しっぱなしです。 それでだいたい1mSv/日ぐらい被曝することになります。 累積被曝量の規定はあるものの、だいたい半年滞在して地球に帰ってきます。
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