ご質問の忍者とは、時代劇などで出てくる「しのび」でしょうか。まさに手裏剣を投げたり煙に巻いたり、水の中を潜水したり、ハスの葉の上を歩いたり・・・ そのような衣装を身にまとい、観光案内でもしたいということでしょうか。 当方は、具体的な資格やそういったことを行える就職先は知りません。 しかし、今やインターネットで検索すれば、地域振興や観光目的で、忍者に扮してエンターテイメントをしている団体や愛好会が見つかるでしょう。 今回、私がわざわざ回答を書いたのは、上記のような忍者は、そうした別の方から情報を取れるので、私独自の考えを書き足しておきます。 それは、現代の忍者ということです。もともと忍者は、偵察、諜報活動、情報伝達、警護などが任務だったということを考えれば、現代では、情報セキュリティ会社、マスコミ、情報通信会社、警備会社、興信所といったところでしょうか。 忍者と聞くと、かっこよく聞こえますが、その実は、命を懸けて、知と体力と精神力を要する職業だったといえます。それを現代企業にあてはめれば、とてもサラリーマン根性では務まらない、過酷な労働環境に耐え抜くスーパーエリート人材でなければなりません。 現代の忍者になりたいと本気で考えるならば、あの人に任せれば何でもやってのける、と噂されるくらいの器用さと行動力、俊敏性なども併せ持つ必要があります。 そういう素質がない普通の人間というならば、仮に戦国や中世の忍者だったとしても、いとも簡単に敵に打ち取られてしまったことでしょう。
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