公認会計士資格を取得し監査法人に勤務している者です。 実は知り合いの息子さんも大手銀行への就職が決まったにもかかわらず、同じような質問を受けたことがあります。質問をみて同じようなことを考えているひとっているんだなと思ったので回答します。 結論から言うと、勉強時間が確保できるのでれば合格できるかもしれませんが、実務経験を積む場面で転職を余儀なくされてしまう可能性が高いのではないでしょうか。 (公認会計士試験の合格にむけて) 多くの受験生が一日中勉強している、かつ、合否は相対評価の試験ですので、働きながら公認会計士試験に合格できる可能性は低いでしょう。 しかしながら、働きながら合格している方もいらっしゃいます。また、働きながら受験したら短答式試験に合格したので、思い切って退職して論文式も合格したという方もいます。さらに学生の時に勉強していて、就職後も勉強を続けて合格したという方もいます。そのため、可能性がゼロではありません。 しかし、新卒で就職したばかりで仕事を覚えなければならないにもかかわらず(しかも疲れますし)、会計士試験の勉強をする暇があるのかというのが疑問に思います。 職場によっては、残業なしというところもあります。その場合は合格の可能性は高まるのではないでしょうか。 (公認会計士として登録するまで) 公認会計士試験に合格したとしても、公認会計士と名乗るためには、その後の実務補修所通学や実務経験、試験(修了考査)をパスする必要があります。 配属された部門に属したままで可能かどうかがわかりません。 銀行へ相談すれば、経理財務など実務要件を満たす部門へ移動させてくれるかもしれませんが、本人の意思だけではどうにもならないと思います。 試験合格よりも公認会計士として登録するまでの道のりが厳しいのではないでしょうか。 (税理士試験に合格する) 税理士試験の受験生は働きながら受験している方も多いので、公認会計士試験合格よりもチャンスがあると思います。しかも、税法2科目については大学院修了によって免除されるので、3科目合格し、かつ、実務経験をつめば税理士登録が可能となります。現在の税理士は、この大学院修了により税理士になる方が多い傾向があり、このルートで検討することが一番現実的だと思います(くそ真面目に5科目合格するのは大変だから)。 仕事しながら大学院に通学できるのか、実務経験をどのように積めばよいのかというのが課題となります。 私の友達で信用金庫に勤めながら税理士試験に合格した方がいらっしゃいましたが、その人は大学時代から税理士試験の勉強をしていて、税理士試験に合格(5科目)したら信用金庫を退職して、税理士事務所で実務経験を積んで、現在独立しています。この方は、人脈を作るために信用金庫で働いたという計画性を持った方でした。 私見ですが、銀行で仕事をしているうちに、ほかの仕事に興味を持つ可能性もあります。また、メガバンク入社の経歴はその後の転職にも有利に働く可能性があるので、税理士や公認会計士資格の取得に興味を持たなくなるかもしれません。 将来独立を希望しているのであれば資格取得は有益だと思いますが、サラリーマンのままで働きたいのであれば、銀行で働き続けたり、ほかの業界への転職でも、公認会計士の給与と同じような給与がもらえる可能性が十分にあります(勤務税理士は厳しいと思います)。
一時期かんたんな時期があったが。 今は働きながらの会計士は無理でしょう。
そもそもの地頭の良さに依存する部分が大きい。 学業成績が殆ど全Aに近いようなトップレベルの頭脳採用の該当者ならいずれでも5,6年で可能だろう。 公認会計士については所謂 社会人合格者は ここ数年 人数にブレはあるが100人前後存在する。補習所には実際に メガバンクの在職者もいたので、感覚だが社会人合格者の1割ぐらいはメガバンク等金融機関の在職者だろう。 だだし、普通に支店勤務を恙無くこなすレベルを期待されているようなレベル感の採用なら、税理士は兎も角、公認会計士は相当に厳しいだろう。
無謀ですね。下手をすれば病気になります。さっさと入社取り消しすることを勧めます。無色専念すれば2・3年で合格・断念の結果が出ます。
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