英検準一級を持っている人か 中学校と高校の英語教員免許の取得者でしたら どちらが就職のとき有利ですか？

Question

英検準一級を持っている人か
中学校と高校の英語教員免許の取得者でしたら
どちらが就職のとき有利ですか？

Answer 1

他の回答者様が私をリンクしてくれているので回答しますね。

まず結論から言ってしまうと、教員免許は誰でも取れるような物なので、就職に有利なのは圧倒的に英検準1級です。

さて、他の回答者様が私を指名してくれたので、参考までに私が教員免許を取った時の話をちょっとしますが・・・

免許を取った時の英会話の講義は、夏の夏季集中講義で3日間やっただけです。

ちなみにこれでも法定必要時間の倍です。理論上は1日半でも取れる仕組みになっています。

そもそも教員免許を取って教員になった場合、英語教員であれば英語の教科指導をします。
が、それとは別に担任としてクラス運営もします。

このため免許を取る為の勉強の半分以上は、英語以外の内容になります。

例えばカウンセリングなどの心理面の勉強だったり、学校教育法や教育基本法などの法律面の勉強だったり、模擬授業の仕方とかプリントの作成方法などの技能面の勉強だったりです。

大学の専攻によっても多少差が出ますが、半分～3分の2程度の勉強が、その教科とはあまり関係のない教師として必要な知識の勉強になります。

じゃあ残りの勉強は英語だろ?って思うかもですが、英語の場合は以下の4つの勉強が必要になります。
「異文化理解」「英語学」「英米文学」「英語コミュニケーション」です。

ちなみに英語コミュニケーションっていうのが"英会話"ですね。

英語学は英語の成り立ちとかそういう物をやりますし、英米文学は名前の通り文学です。

私の学校の場合は異文化理解が大半の時間を占めていて、宗教論とか旧約聖書とかキリスト教とかの内容を異様に沢山やった気がします。

結果として英会話は3日間だけでしたが余裕で免許を取れている訳です。

という訳で取ろうと思えば誰でも取れますよ。
ただ逆に法律系とか歴史が苦手とかだと厳しいかもですが・・・

さて、免許を取った場合の話ですが、就職活動では全くと言って役に立たない上に、邪魔になります。

就職活動で履歴書に書く資格っていうのは、企業に対してアピールしたい資格を書く訳です。

企業に対して英語の教員免許を持っている事をアピールしてどうしたいかです。

というのも、大半の場合で邪魔になるんです。

私「英語の教員免許を持ってます!!」
企業「じゃあ教員になれば良かったのでは?」
私「いえ、教員は〇〇の理由でなりません!!」
企業「じゃあなんで免許なんて取ったの?」
私「げふん」

とか・・・

私「英語の教員免許を持ってます!!」
企業「じゃあ教員になれば良かったのでは?」
私「教員採用試験には不合格だったのでなりません!!」
企業「本命は教員なんですね。当社が本命では無ければお断りさせて頂きます」
私「げふん」

とか・・・

私「英語の教員免許を持ってます!!」
企業「じゃあ教員になれば良かったのでは?」
私「いつかなりたいと思っています!!」
企業「では教員目指して頑張って下さいね」
私「げふん」

免許を持っている話題をどれだけ振ったとしても、アピールが難しいんです。
教員免許を絶賛しすぎると教員が本命という事になってしまいますし、かと言って否定しすぎると何で取ったんだって話になります。

結果的に、免許を持っている人たちはアピールに困るので、そもそも履歴書に書かないという戦略に出ます。
そうすれば邪魔にはなりません。が、全く有利にもなりません。

はっきり言って民間企業を目指す場合、教員免許は全くと言って良いほど効果は無い
、取るのであれば英検準1級の方が絶対に良いとは思いますよ。

それを含めて色々検討して見て下さいね。
長くなりましたがとりあえずはこの辺で。

Answer 2

断然、英検準一級です。

中高英語教員免許は、東京大学でも取れますが、経営破綻寸前の地方私大でも取れるのです（中学校免許なら短大でも取得可能です）。他教科の免許を先に取っていれば、英語の教育実習すらしないで取れてしまいます。最悪、英語は全くと出来ないという人でも取れるような資格なのです。

↓ご参考
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/my/kajikajikaji1028

感覚的には英検準二級＞中高英語教員免許＞英検三級・・・くらいではないでしょうか。
教員免許は、教壇に立って使ってナンボの資格です。持っているだけでは全く無価値です。