解決済み
uscpaや公認会計士についてです。現在大学一年で、簿記二級を11月に受けます。 その後の方針としてuscpaか公認会計士を目指そうと思っています。 個人的には大学在学中に公認会計士を取れなかったとしても就職してからも勉強を続けて取れるように努力するつもりです。しかし、uscpaというのを見つけて、会計士よりもはるかに簡単で時間もかからないというのを知り、興味が湧いてきました。①そこで、12月からuscpaを取得するために勉強を始めて、一年半くらいかけて取得できたとして、その後すぐに会計士の勉強を始めるとするとuscpa合格からどのくらいの時間がかかるでしょうか? ②uscpaではなく公認会計士を目指すとすると、簿記一級は取得するべきでしょうか? わかりづらい文章ですいません。回答お願いします。 ちなみに12月から資格の学校には行くつもりです。
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日本の公認会計士とUSCPA(ワシントン州)の両方を持っています。 私は日本の会計士試験を通ってから、USCPAを受験しました。 USCPAは受験科目として4科目、財務会計、経営学、監査論、税法の4科目です。 州によりますが、日本で受験でき、3カ月ごとに試験が行われます。科目合格があり、18カ月以内に4科目全て合格すれば免状がもらえます。 一部に論述や計算がありますが、基本的に4択です。難易度は税法を除いて、日本の会計士試験の短答式より易しいと感じました。税法は日本との相違が大きく難しいです。 さて、ご質問ですが、①USCPAは基本的に選択肢式であるため、日本の会計士試験の関門である論述式に全く太刀打ちできません。USCPAで選択肢からは排除法で正解を選べたとしても、論述式で真っ白の答案用紙に会計基準に即して論拠を展開することとは全く異なります。また、コンバージェンスが進んでいるとはいえ、日本ローカルの点が多々あり、財務諸表論および監査論でも戸惑うことが多いです。ですので、一般の受験者と同じく1年目で短答式突破+論述一通りやって挫折、2年目で論述突破が目安だと思います。 ②簿記1級は会計士の受験資格ではないので取得する必要はないですが、財務会計論を受かるレベルであれば当然にパスできる必要があります。自分の勉強が正しく進んでいるか力試しに受けてみるといいと思います。20代であれば簿記1級だけでも経理の仕事に就くことができるでしょう。 最後になりますが、USCPAの日本でのニーズは非常に低いです。米国会計基準を採用している上場会社は限られますし、あとはアメリカの日本子会社を監査するときくらいしか活用する場がありません。しかも取得する州が適合する必要がありますが、例えばシリコンバレー企業のあるカリフォルニア州などは日本での受験ができません(私の受験時)。監査法人でも最終的には日本の会計士が監査報告を書くので、USCPAというのは「ああ、英語が詳しいんだね。海外子会社の監査人とのやり取りを頼むよ。」という程度の扱いです。 監査法人で出世を望むのであれば、日本の会計士試験合格が必ず要ります。USCPAを持っていると米国系の日本子会社で経理や財務の担当職に就きやすくなるのはあります。
2人が参考になると回答しました
>そこで、12月からuscpaを取得するために勉強を始めて、一年半くらいかけて取得できたとして、その後すぐに会計士の勉強を始めるとするとuscpa合格からどのくらいの時間がかかるでしょうか? ⇒いちから公認会計士試験の勉強をするのにかかる時間とあまり変わらないような気がします。ある程度は共通するのは、簿記や財務諸表論の部分だけ、と思います。 在学中に資格なら両方取ろうと思わず、公認会計士試験1本に絞った方がいいと思います。 >uscpaではなく公認会計士を目指すとすると、簿記一級は取得するべきでしょうか? ⇒必要はありません。いきなり公認会計士試験の勉強を開始しましょう >個人的には大学在学中に公認会計士を取れなかったとしても就職してからも勉強を続けて取れるように努力するつもりです。 ⇒さすがにこれくらいの試験になると働きながらはとてもしんどいです。特に働いて2・3年は、仕事は覚える、新しい人間関係を築くで、まともに勉強できないと思います。
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