二級土木施工管理技士 実地試験の経験記述問題について質問です。 今年、施主（発注者）の立場で試験を受けるのですが、…

Question

二級土木施工管理技士 実地試験の経験記述問題について質問です。

今年、施主（発注者）の立場で試験を受けるのですが、工程管理・安全管理・品質管理等についてどのようなことを記述すればよいのでしょうか。

問題集の解答例を見ても、現場管理者の立場で書かれているものばかりで
施主の立場だとどのようなことを記述すればいいのか、いまいちピンときていません。

ご教示いただけると幸いです。の解答例を見ても、現場管理者の立場で書かれているものばかりで、施主の立場だとどのようなことを記述すればいいのか、いまいちピンときていません。

ご教示いただけると幸いです。

Answer 1

二級土木施工管理技士 実地試験の経験記述問題について、施主や発注者の立場での記述方法について説明いたします。
経験記述問題の解答内容は、次の3件です。
(1) 留意した技術的課題
(2) 検討した理由と内容
(3) 実施した対応処置

(1) 留意した技術的課題、(2) 検討した理由と内容については、通常の解説書や問題集の解答と同様でいいと思います。
(3) 実施した対応処置だけは、施主や発注者の立場であることの記述として、「・・・を解消するよう指示した結果、・・・の課題を解決することができた。」というな解答方法になると思います。

それぞれの解答例を次に書いてみます。

(1) 留意した技術的課題
・・・が、安全管理上の重要な課題であった。
・・・が、本現場の重要な技術的課題となった。
・・・時の・・・防止対策が課題となった。

(2) 検討した理由と内容
・・・となることを明らかにした。
・・・の対策を検討した。
・・・が予想された。
・・・について工法の選定が求められた。
・・・の調達が必要となった。

(3) 実施した対応処置
・・・を検討するように指示した。
・・・について指示した結果、・・・を早めることができた。
・・・について指示した結果、・・・することができ課題を解消した。
・・・について指示し遂行したことで、工事を完了することができた。
・・・について指示し、混入させないようにした。
・・・について指示した結果、・・・の発生を抑制した。

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Answer 2

通常、施工管理技士は受注者側の立場の方向けの資格です。

しかし、発注者側も受注者側も記述試験のポイントとなる回答例の内容はそう変わらないと考えます。

経験記述試験の題材となる現場は受験生がそれぞれ用意するため、回答しにくいのですが、基本的に工事が終わった現場を題材にします。

発注者側の場合、お題となる現場の会議事録や現場への指示書、状況の変化に伴う代替材料の承諾書などヒントとなる書類は一杯あるはずです。

元請け以下の受注側の受験生もそうですが、回答例を参考にしつつ、こうした資料に基づいて、変更や失敗事例を問題点として選んでリカバリ方法などをを検討課題へ。
結果に実行に移したリカバリ方法や問題回避に行った手段を記述して、実際には仮に大騒動になったとしても回答上、問題なく施工完了したとまとめます。

試験では起こりそうな問題、もしくは既に終了している現場ですので実際にトラブった内容は本来、施工計画上問題となりうる事象である訳です。

当然、実際の会議事録で議題になりうる訳ですし、対策も検討されたはずです。

それらを試験採点者側の担当者が妥当性を判断、採点するものと思われます。

ですので、各々の大枠では模範解答の内容とポイントはそうは変わらないですが、文末が問題点は〜と予想された。
検討の欄には〜と検討するように指示をした。

結果は〜というように対策を行い問題なく施工完了した。

みたいな感じになるかと思われます。

発注者側は実際に施工するのではありませんので、予想される問題は当然提起する訳ですが、検討や実施は当然受注側が行います。

ですので、発注者側は、〜を提案した。とか、〜を行うように指示をした。となるかと思われます。

私の個人的に思いついた提案ですが、如何ですか？

頑張ってください。