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理学療法士の将来性について

理学療法士の将来性について今年29歳になり脱サラした者です。 今後の生活の為に手に職をつけたいと思い、来年から理学療法士養成の 専門学校に通うことを検討しておりますりが、同じような質問の解答を 拝見させて頂きますと、全国的に養成校が乱立しており、数年で飽和状 態となり、求人がなくなるなどの意見を多く見受けられますが、 これらの意見は果たして妥当でしょうか? 個人的な意見としては、今後は高齢化でリハビリの需要が増すに伴い、理学療法士のニーズが増えると思うので、供給過剰になること自体が疑問なのですが、実際のところはどうなのでしょうか? 数年前、看護師についてもやがて供給過剰になると噂されておりましたが、現状では供給過剰どころか、深刻な人手不足です。 学校側も数年後に供給過剰になるという事を見越しているならば 商売にならないと思うので起業しないと思いますが。 はっきりした事は数年後にならなければわからないと思いますが、 このような件について詳しい方がいらっしゃいましたら解答を宜しくお願いします。 又、私が、理学療法士になりたい動機について、「手に職をつけたいという動機だけではやっていけない」という意見を述べられる方も居ると 思われますが、正直なところ、食べていく為に資格を取得し、手に職をつけ安定した生活を送りたいというのが一番の動機です。 一方で人の役に立てたり、感謝されたり出来る仕事がしたいという気持ちもあり、年齢的な面から考えても自分には後がないので退路を断って 望む覚悟です。 年齢的な面も含めてこのような動機では理学療法士としてやっていく事は厳しいでしょうか? 実際にPT、OTとして働いていらっしゃる方からの意見も頂ければ幸いです。宜しくお願いします。

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    確かに養成校の急増に伴い、免許取得者は増加しています 実際のデーターをご覧いただくと、わかりやすいと思いますが 日本理学療法士協会資料「理学療法士国家試験合格者の推移」 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpta/02-association/data0803.html 10年前と比較すると養成校の数は 平成10年で専門学校・大学合わせて104校だったのが 平成20年では231校と2.2倍 免許取得者数は平成10年で21,307人だったのが 平成20年には65,571人と約3倍の数になっています しかしながら介護保険に基づく在宅や高齢者施設の増加 療養型病床から回復期病棟への移行・新設など 理学療法士の活動領域はここ数年で増えているのも現状です 数年で飽和、という意見は多く聞きますが 確実な根拠になるデータ提示をされている方はいません あくまで推測での意見の域を出ていないと思われます 飽和になることも考えられなくない といったところが実際だと思われます 実際に知識を持った人が意見を出すのなら 何か統計的データを持ってるでしょうし ネットでの「関係者から」聞いた的な情報は 信用がおけるとは言えません ここ近年で理学療法士の就職が困難という状況を 聞いたことはありませんし 養成校でも就職率はほぼ100%です ただ以前の理学療法士の数が少なく、売り手市場だった状態と比較すると 賃金・領域によっては募集が少ないなど 条件的に厳しくなってきている状態はあると思われます また理学療法士の仕事についてですが 養成校への入学(入試・入学金) カリキュラムや実習の大変さ、障害を持った人とのかかわりなど なるにも続けるにも難しい内容の職種の割には 平均賃金は普通のサラリーマンと比較して 高いとはいえません 理学療法士の免許を取得していても 数年でやめてしまい、他業種へ転職する人も多いので 理学療法士という職業に対して ある程度モチベーションが高くないと 職業として継続できないというのが 実際のところだと思われます 年齢的には問題ないと思われますが 養成校卒業後、病院等に就職した場合 他での最終学歴・経験年数は考慮されず 初任給は新卒扱いになるので 経済的には厳しいと思われます

    8人が参考になると回答しました

    ID非表示さん

  • 上記の方の回答は妥当な意見と思います。 理学療法士養成校は増加しているものの、現状では就職先が無いような状況ではありません。 今後は不明ですが、数年は老人保健施設、訪問分野など、病院以外の就職先はあると思います。 ただ今後、診療報酬は上がることはまず無いでしょう。 民間企業と違い、医療分野では自分の技術に自分たちで値段を付けることができません。 よって、今後は就職先はある、が給料は伸びない、という状況が続くと思います。 ちなみに私の勤める病院(医療法人)は初任給が手取り20万ですが、昇給が少なく、勤続24年で30万止まりです。 公立病院なら一般公務員より高待遇ですらありますが、その他はどこも似たようなものでしょう。 手に職をつけたい、という動機であるならば看護師をおススメします。 今なら男性看護師、看護学生は珍しくありませんし、救急分野、夜勤業務などは体力のある方を求めています。

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  • >高齢化でリハビリの需要が増すに伴い、理学療法士のニーズが増える と考えていらっしゃるようですが、国は高齢者が増えて莫大な医療費がかかるからこそ、そのお金を何とか削りたいと考えています(実際にここ数年でググッと診療報酬を下げてきています)。 ニーズとしては今後も変わらずにあると思いますよ。でも、「ニーズがある=求人が豊富」ということではありません。 診療報酬が下がる→リハビリでの収入が減る→必要だとは思うけど採算が合わないので採用しない、当然そうなるであろうことは、社会人経験がおありのあなたなら容易に理解していただけると思います。 そんな状況なのにこの養成校の乱立です。 診療報酬がまた上がるとか、開業が認められるとか、何らかの変化があれば話は別ですが、今のままであれば相当厳しいでしょうね・・・。 「人の役に立てたり、感謝されたり出来る仕事がしたい」というのが第一で、そのためなら安定した生活は2の次、というのであれば挑戦されるのもいいかと思います。 でも、順序が逆なのであれば、学費にあてるつもりの貯金を使って別の資格を取られたほうがいいのではないでしょうか。 給料も決して高くはないですしね・・・。 ちなみにこの養成校の乱立ですが、ここ数年で出来た新しい学校の中には「リハビリの学校は儲かる」ということで、特に医療とは関係のない分野から参入してきたところも多いようです。 この業界がこの先あまり明るくないことは百も承知で参入していて、もともとあまり長い間リハビリの学校をやるつもりはなく、それでも儲けが出るように学費はやたらと高い、ということみたいですね。 すでに定員割れしている学校も出てきているみたいですから、そろそろその時期がきている学校もあるんでしょう。 ・・・と、養成校で教員をしている人がボヤいていました。 理学療法士協会の議事録等、ネット上に公開されているものもあります。 そういうものを探して、診療報酬の低下や養成校の乱立に関して書かれている内容を読んでいただければ、現状がわかっていただけるのではないでしょうか?

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