解決済み
現在大学1年生です。私が通っている大学では、教職課程をとれば、高校英語の一種免許のみ取得出来るのですが、私自身は中学の英語教員の方が少し関心度が高いです。とりあえず高校教員の免許をとるとして、中学教員の免許もとるとしたら、また4年制大学の教育学部に入って1からやり直す以外に方法はないのでしょうか??それとも、高校教員の免許があれば別の方法もあるのでしょうか??
92閲覧
1人がこの質問に共感しました
>私が通っている大学では、教職課程をとれば、高校英語の一種免許のみ取得出来るのですが、 ※教育職員免許法施行規則第20条では、 「中学免許の取得に必要な教職科目・教科科目・教科教職科目の単位は、 卒業する時に中学免許を取得できる学部・学科・専攻で履修し、単位修得すること」 「高校免許の取得に必要な教職科目・教科科目・教科教職科目の単位は、 卒業する時に高校免許を取得できる学部・学科・専攻で履修し、単位修得すること」 ・・・となっています。 →そのため、 教育職員免許法第5条別表1「教員免許の新規取得」の規定にしたがって、中学免許を取得する場合は、 高校免許だけしか取得できない学科・専攻で修得した単位のうち、 中学免許の単位としても、共通で使えるのは、 原則として、 日本国憲法・英語・体育理論・体育実技・情報処理の5科目のみとなり、 それ以外の教職科目・教科科目・教科教職科目や中学校教育実習は、 中学免許を取得できる学部・学科・専攻(通信制を含む)で、 全て再履修し、単位を全て取り直す必要があるため、 ほぼ0からの再スタートとなります。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/1286948.htm www.uce.or.jp/license/ ※ただし、 幼稚園免許・中学免許・高校免許・栄養教諭免許・養護教諭免許(小中高の保健室の先生の免許)のうち、 どれか1つ以上を取得したあとであれば、 中学免許を取得可能な大学・短大(通信制を含む)と都道府県教育委員会の両方がOKしてくれれば、 教育職員免許法施行規則第6条第1項備考第12の規定にもとずき、 中学1種免許を取得する場合は、最大15単位まで、 中学2種免許を取得する場合は、最大13単位までの範囲内で、教職科目についてのみ、 単位の読み替え(流用)による履修免除を認めてもらえる場合もあります。 ☆ただし、 例えば、 ・佛教大学通信教育部(京都) ・聖徳大学通信教育部(千葉:松戸) ・明星大学通信教育部(東京) ・・・のように、 「本学では、中学教諭として必要な知識や技能を、 段階を踏んで、基礎からしっかりと学習して、 身につけていただきたいと考えております。 ですから、本学では、 幼稚園・小学校・高校・栄養教諭・養護教諭の、いずれかの教員免許を取得できる学部・学科・専攻で修得した教職科目の単位による履修免除は、一切行っていません。 そのため、59単位(中学1種)の全てを、本学で履修し、 全ての単位を修得していただくことを原則としております。 もし、単位の読み替え(流用)による履修免除をご希望される場合は、 必ず、あらかじめ、都道府県教育委員会と相談し指示を受けたうえで、 履修登録をしていただきます。 単位の読み替え(流用)による履修免除をご希望される場合、 本学での履修指導・履修指示は、一切行いません。 全て自己責任となります」 ・・・といった、 単位認定制限をしている通信制大学も、一部あります。 http://www.seitoku.jp/tk/daigaku/faq_menu/licence.php http://tsushin.bukkyo-u.ac.jp/faq/kyomen/ →ですから、 とりあえず、まずは、県庁などに設置されている都道府県教育委員会の窓口へ行って相談し、 詳しい指示を受けるのが、一番確実です。 >高校教員の免許があれば別の方法もあるのでしょうか?? 高校英語教諭として、3年以上勤務すれば、 教育職員免許法第6条別表8「隣接校種免許の追加取得」の規定が適用されますので、 都道府県教育委員会が指定する、9単位程度を追加履修・追加修得するだけで、中学英語2種免許を取得できます。 →この場合、中学校教育実習や介護等体験は履修免除となりますので、 不要です。
中学英語の教員免許を持っているので回答させて頂きますね。 まず世の中で信じられているデマに騙されないようにしておく必要があります。 具体的にいうと、高校の免許を持っていると中学の免許は簡単に取れる。とか、中学と高校では共通科目が一杯あるとか、そういうのは全部デマです。 基本的には中学と高校の免許は別物なので、もう一度1から全部取る必要があります。 ちなみにこのデマが有名な理由としては、本当に簡単な人とかも居るんです。 と言うのも、教員免許の単位っていうのは、認可されている教職課程により決まっています。 例えば「英米文学」と言う科目があったとして、文部科学省からの認可が中学英語と高校英語の両方の認可がある大学で開講されている場合、この英米文学を取ったら、中学英語の免許にも、高校英語の免許にも、両方で使えます。 逆に認可が中学英語しか無い場合、英米文学と言う科目の単位を取ったとしても、認可は中学しか無いので中学用にしか使えません。 高校英語の免許を取りたい場合には、もう一度高校英語の教職課程がある大学で単位を取る必要があります。 質問者様の場合、大学では高校英語の認可しか無い訳なので、どれだけ高校英語用の単位を取っても高校英語にしか使えません。 中学英語には基本的は使えないので、全部やり直しになります。 なので、簡単に取れる人。は、あくまでも高校と中学の両方の認可のある大学で高校の免許を取っている人です。 こう言う大学の人は中学を追加しようとすれば簡単です。 でも認可の無い場合はもう一度やり直しになるので簡単では無いですよ。 と、ここまでが基礎的な概念の話です。 ちなみに実際には完全に1からにはなりません。 教員免許を取る為には免許用の単位と、大学の卒業が必要ですが、現在の大学を卒業してしまえば卒業と言う条件を満たします。 このため2つ目の大学を卒業する必要はなくて、免許用の単位が全部取れれば終わりです。 また免許用の単位の中で、一般教養の憲法とか情報処理とかの8単位は全ての免許の共通科目なので、これについては取り直す必要はありません。 そして法律系の教育基本法とかを学ぶ科目についても、高校だと体罰はダメだけど中学だったらOKとかに変わったりしないので、こう言う科目を中心に、最大で15単位まで実際には中学用に使用出来る単位があります。 このため最低44単位と介護等体験と言う中学の免許用の体験活動ができれば、中学の免許は取る事が可能です。 ちなみにこの44単位の中に教育実習もあります。 教育実習は実習の前年度に内諾を取る関係で、最低でも2年間かかります。 44単位と言うと数字の上では頑張れば1年で取れるかも・・・って思いがちですが、実際には実習の関係があるので取れません。 とりあえずは、中学英語の免許を取りたい場合にはこんな感じです。 ただし、実はこんな方法で取る人はあんまりいません。 もう1つ別の方法があるからです。 高校の免許を持っていて、高校教員として勤務している経験が満3年以上ある場合、中学の免許が最低9単位で取れる。と言う仕組みがあります。 この方法の場合には教育実習もありませんし、介護等体験もありません。 また仕事をしながら通信制大学などで単位を取る事もできます。 この方法の欠点としては、高校教員になれないと中学免許が取れない事です。 中学教員を目指している人はあまり使えない方法ではありますね。 とりあえずはどちらの方法も簡単ではありません。 なので取る場合には覚悟を決めて貰って、取る事にチャレンジして見て下さいね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
高校教員英語の免許を持っていたら、中学教員英語の免許は簡単にとれますね。
http://careergarden.jp/koukoukyoushi/chuugaku-koukou-chigai/
< 質問に関する求人 >
高校教員(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る