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行政書士は、弁護士、司法書士などの、その他の士業の領域(独占業務)に うっかり踏み込んでしまうことが、多いのでしょうか…

行政書士は、弁護士、司法書士などの、その他の士業の領域(独占業務)に うっかり踏み込んでしまうことが、多いのでしょうか?

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    「うっかり」ではなく、十分意識しての業務侵害です。 表面化するのはほんの一部分でしかなく、実際は膨大な量の侵害が あると思っています。 なぜそうなるかというと、行政書士の場合、事務所に座っていても そうそう仕事の依頼があるわけでもないので、常に会社訪問などの 営業をしているのです。 そうすると、必ずといっていいほど悩み事を相談されます。まった く何の心配もない会社などというものは存在しないとすら言えます。 その相談の内容は、税務であったり、登記であったり、債権回収で あったり、法律紛争であったり、浮気・離婚などの夫婦間の問題で あったり、子供の不登校や家庭内暴力であったり、・・・・それこ そさまざまです。 そういう相談は、世間話をしていく中で、ついポロリと口から出て しまったりするわけですが、それを業務として仕事に結び付けられ るかどうかで、成功する行政書士か廃業に追い込まれる行政書士か が決まるのです。 借金をかかえて廃業せざるをえなくなる道と、他士業違反だとたた かれる道と、どちらがいいかという選択の問題でもありますが・・ ・・・。 行政書士の業務侵害は、難関資格の合格組と不合格組との闘いと言 ってもいいかと思います。 最初から行政書士だけにしぼって勉強して開業する人もいますが、 難関資格の壁を突破できずに、あきらめて行政書士になる人もかな りの人数います。 行政書士オンリーの人は、幸か不幸か、他士業の独占業務を侵害で きるほどの知識も能力も(?)ないのが普通です。 それに比べて、他の難関資格の勉強を何年もしてきた人の場合は、 合格した人と比べても、実務能力が劣っているということはないわ けです(合格者でも実務を百パーセントこなすには何年もかかるの で・・・)。 そして、これがもっとも重要な問題点なのですが、難関資格合格組 は、基本的に営業をしない!ということです(開業時のあいさつ回 り程度はするでしょうが・・・。)。 もし、弁護士の先生が営業をして回っていたらどう思われるでしょ うか。訪問先で馬鹿にされるのはもちろんですが、家族や親戚・友 人から、「そんなみっともない真似はやめろ!情けない!」と言わ れるでしょう。 その結果どうなるかというと、ほとんどの仕事が、営業して回って いる行政書士に取られてしまうことになるのです。~本人名義であ ればたいていの法律事務はできるので。 事務所でいくら待っていても、ぜんぜん依頼人が来ないという状態 になるでしょう。 幸いにも、今のところ、行政書士の多くがこの事実に気がついてい ません。「依頼人が来所して、許認可の書類を作成し提出するのが 行政書士の仕事」と考えている従来型の人がまだまだおおぜいいま す。 もし、行政書士の可能性に気がついたら、無理に難関資格にチャレ ンジしなくとも、億万長者になれる可能性があるのです。 ひとつの例ですが・・・ 社会保険労務士の先生の話です。 司法書士の事務所を開業したけれども、ほとんど依頼がなく、かと いって営業しても仕事がくる性質の業務でもないので(開業のあい さつ回りはしたのですが・・・)、あれこれ悩んだ末、社会保険労 務士の資格を取り、朝から晩まで、毎日営業して回りました。 話術にたくみだったこともあり、あっさりと100社近い顧問先を 獲得してしまったのです! 現在は、法律問題に詳しい社会保険労務士として、業界で知らない 人がいないくらい有名になっていて、会の役員もやっています。 行政書士や社会保険労務士なら営業して当たり前なのですが、他の 難関資格の先生方には、「営業しないと仕事は来ませんよ!」とは、 気の毒でとても言えません。 営業できるかどうかの違いはとても大きい!と言わざるをえません。

  • 行政書士の多くは、きちんと法律を守っているとは思うが。 おかしい行政書士が少なからずいるのは間違いない。 最近みたのは、遺産分割の話し合いの席にしゃしゃり出てきて、「私は中立の立場で話させて頂きます」と御託を述べた(笑)。 その御託を述べながら、依頼人の代理人の立場で発言していた。 もう苦笑するしかない。

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  • 東京都行政書士会が発行している行政書士市民法務便覧には次の事が書かれています。 「検察庁への告訴状作成は行政書士もできる」 「行政書士は、就業規則を作成できる」 「行政書士は事務弁護士」 などなど。 ほかにも登記申請書記載例が複数あるなど。 こんなものを公式で配っているのを見る限り、「うっかり」では無く、故意犯です。倫理もなにもあったもんじゃありません。

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  • 「うっかり」ではなく、確信犯なんではないでしょうか と言うか、全く気にせずに踏みこんでくる行政書士さんは多いです いずれにしても各他士業からの嫌われ者です 昨年暮れに各士業で集まるパーティーで、自己紹介があったのですが、ある行政書士さんが「離婚問題専門にやってます!」などと言ってしまいました 私の隣に座った女性の弁護士さんが怒り出し、周りの各先生で「先生、まぁまぁ堪えて」とのシーンがありました その後の2次会でも税理士さんが「最近、確定申告やってる行政書士いるんだよ」と苦笑していました にもかかわらず大戦争にならないのは、他士業の先生がサブ資格で行政書士も持ってるケースが多いからでしよう 詳しくは知らないですが、税理士さんはオマケで行政書士も貰えるらしく、登録している先生は多いです 土地家屋調査士さんも両方登録している先生は多いです 司法書士さんについては、登録している先生は多くはないものの、4割ぐらいが行政書士資格も保有しているそうです それで両方登録している人が皆無な弁護士さんだけが怒ってるように見えるのですが、本当は皆嫌っています 2次会で出た話しでは、行政書士試験に業法も倫理もないので「奴らってわかってないんじゃないの」との話になりました また、前述したようにサブ資格で兼業している先生方の業務を見て、行政書士資格しかないのに自分も出来ると誤認するのでは、との意見もありました

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