非常に悩んでおります。

Question

非常に悩んでおります。今、高卒で自動車ルートセールス業をしている19歳です。
私は仕事の傍、中学の時から続けているスポーツを現役でも続けております。
働きはじめて約1年ほどになりますが、今になり夢ができました。
それはスポーツ業界で働きたいと言うことです。
高校を卒業するときは特に何も考えずとりあえず就職しました。
今は鍼灸師か柔道整復師の国家資格を持っていずれかは働きたいと考えております。

ここで質問なのですが
1.国家資格を取るための専門学校の学費
2.今からで遅くないか
3.将来性のある職業か
4.その他のことについて
教えて頂けたら幸いです。
よろしくお願いします。

Answer 1

仕事としての需要を考えれば「鍼灸師・柔道整復師」よりスポーツトレーナーの方がよいのではないでしょうか。アスレチッククラブやスポーツジムのメディカルスタッフとしてとかどこかのスポーツ団体、例えば野球・サッカー。バスケットボール・etc こちらの方が就職しやすいと考えます。そちらの専門学校は考えていませんか？ 専門学校ですから年間１３０～１５０万円程度だと思います。お住いの都道府県に関連した専門学校はございませんか。１９歳ですからまだ遅くはありません。将来性はともかく長く続けられる仕事だとは思います。

Answer 2

柔道整復師や鍼灸師の免許を取得するために通う養成学校ではほとんどの人が他業種からの転職を希望して入ってくる人たちです。高校、大学をでて養成学校へ直接学びに来られる方というのは少数派です。私が養成学校にいたころは平均的に30歳くらいの人が多く、学校に通いながら違う仕事をしている人の割合は半分くらいいました。50歳代後半の同級生もいましたが、さすがに40歳後半をすぎると雇ってくれる整骨院が少なく、年齢的に少し遅いかもしれません。

免許を取っても接骨業界に入らなかった人もいます。と、いうのも接骨業界では雇われているうちは年齢に関係なく給与があまりにも安いところが多く、開業を目的としていない人からすれば耐え難い面もあります。また、免許を取得した後も勉強の毎日です。『国家資格を取ったら一人前』というわけにはいきません。国家資格取得レベルは、簡単に言うと説明書を読んだ程度のレベルです。そこから自分の経験を積んでようやく施術師として育っていきます。一般的な会社員のような考えでは勤務時間は耐えられないと思います。勤務時間以外に勉強会ということで居残りがある整骨院もあります。

将来性があるかどうかは、その人次第だと思います。何を一番の目的にするか。お金儲けをしたいのでしたら、この接骨業界は向いていません。患者やケガと向き合いたい仕事というのならいい仕事だと思います。自分の手で治癒に向かっている患者さんの姿をみることができるからです。その喜びは施術師でないとわかりません。

接骨業界の話になると、すぐに『不正請求』という言葉を使いたがる人もいます。確かに悪いことをしている柔道整復師もいるのは確かです。それは接骨業界に限ったことではありません。お金儲けと思うなら簡単に手を染めてしまうんでしょう。ですが、自分が患者とケガに向き合いたいのなら、そんな不正請求なんてしなくてもやっていけます。

柔道整復師は何も整骨院勤務しかないわけではありません。質問者さんが言われているようにスポーツ業界で活躍している人もいます。Jリーグなどのプロチームでリハビリやトレーニングを選手に施している人もいます。スポーツジムで個人的にパーソナルトレーナーとしてトレーニングとケガの予防・復帰をプログラムに入れて取り組んでいる人もいます。私の知り合いは、アメフトチームに帯同してテーピングや体の管理をしています。整形外科のリハビリステーションで勤務する人もいます。柔道整復師のノウハウをもって自動車や生命保険会社などの顧問として働いている人もいます。柔道整復師の免許の使い方は色々です。

ここ数年の現状、整骨院は街の中にあふれかえり、ネットやテレビなどで『不正請求』という言葉があちこちで飛び交ったこともあり、年々養成学校の生徒数は減少しています。10年ほど前は学費が500万円が当たり前でしたが、今では300～400万円くらいが相場となっているようです。ただし、学校によって特色があるので、ただただ近いからということで学校選びをせずに、しっかりと学校選びをして下さい。

学校選びの基準は『施術師』を目指すか、『国家資格取得』を目指すかです。私が通っていた学校は『施術師』の学校で、近隣の学校では国家試験にでないから覚えなくてもいいことまで授業で学び、覚えました。とはいえ、国家資格に問題なく合格できました。同じお金をかけるのなら私なら『施術師』を選んだ方が良いと思います。

Answer 3

1、専門学校で三年間で約500万の学費。各種助成を利用しても最低300万くらいはかかります。
2、遅くはないが、勤務するつもりなら貧困になります。
3、聞かれれば、ないと答えます。学校で教わるのが最低限の事。そこからさらに研修やら弟子入りなどで学んで一人前。雇われている間は、極貧、開業してやっと一人前のサラリーマンと同じくらい。それでも仕事が好きならなんとかはなります。
4、基本は勧めません。家が裕福とか不労所得があって、お金に余裕があるならやってみれば良いです。

Answer 4

鍼灸業界について↓詳しく書いてあります
http://4189ap.webcrow.jp/

柔整については「整骨院 不正」などで検索すれば実情が分かると思います。