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色彩検定とカラーコーディネーター検定どっちを学ぼうか迷っています、具体的に何が違うのでしょうか、 教えてください、
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半年ほど前に色彩検定の質問をしていますね。 その時から今までの間で心理変化でもあったのでしょうか。 とりあえずなぜ勉強してみたいか自問自答してください。 ①何か手っ取り早く資格が欲しい ②色彩学を習得したい ③学校の勉強が面白くなく、楽しい勉強がしたい ①の場合は後々後悔することになるかもしれません。過度に期待をしてはいけない。 ②の場合はおすすめしますが、なぜ色彩学の知識が必要なのかもう一度整理しましょう。 ③の場合は学校の勉強に支障のないように気晴らしぐらいの気持ちで取り組みましょう。但し、学業は重要です。色彩学はいろいろな分野の知識を必要とします。将来専門分野に進んだ時、高校時代の知識はなんらかの形で役に立つでしょう。 一応②を前提にして回答します。③の場合は即答はしかねますが、進路方針も含めて頼りになる先生方(担任とは限りません)に相談しましょう。 どちらも色彩学の基礎を学習するものです。従って対象となる分野にそれほど大きな違いはありません。しかし、試験問題を見ると全く別の試験かと思うほど論点に違いが見られます。 ◆色彩検定 色彩学を初めて学ぶ人向けに順序立ててテキストが監修されており、頭から学習すれば楽しみながら学習できると思います。特に3級の分野は色彩学を学ぶ楽しさを提供してくれると思います。 ◆カラーコーディネーター検定 検定試験としては後発になります。そのため、色彩検定との違いを打ち出すことに苦労があるようです。運営は某学会が代理運営をしています。そのため学術的記載を全面に出し、テキストは色彩検定に比べて難しく監修されています。 そのため初学者にはちょっと辛い所があります。 色彩学は学際といわれ、専門の研究者は存在しません。現在活躍している先生方では心理学(脳科学)、絵画などの美術・デザイン関係、文化・歴史関係など様々です。意外と物理学関係者は少ない。 産業界で言えばファッション、建築(ランドスケープデザイン)、塗料・染色、映像・照明、商品デザインといった分野が関係しているでしょう。 過去の様々な質問から広範囲に回答してみました。知識を得たいのですから公式テキストは必須です。必要に応じて参考書は補助としてお考えください。
出題傾向と主な受検者層だと思います。 どちらも色彩理論は主要な出題として共通して 出ますが、その比率が色彩検定の方が高く深い 問題が多く、ファッション色彩について写真を 見て回答する問題なども特徴的です。一方のカ ラーコーディネーター検定は商工業製品や流行、 色の歴史、製品の著者や名称、コンセプトや流 行の年代別トレンドなどの予備知識を問うたり、 照明やディスプレイ技術など、店頭販売を前提 とした手法やユニバーサルデザインの知識など も問われます。まあ、色彩検定でも若干、そう いう問題は出ますが、カラコの方が圧倒的にそ ういう暗記で憶えないと回答できない問題が多 く感じます。あと受検者層は色彩検定が美術や 芸術、ファッション系の学生や会社員、趣味で 受検する方が比較的多いのに対し、カラコは小 売・販売業に従事する方やデザイン系の会社員 が多く感じます。それぞれの主催者母体の属性 に沿った受検者構成ですね・・・
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