企業は賞与を払う必要がないのに、なぜ賞与を支払うのですか?

Question

企業は賞与を払う必要がないのに、なぜ賞与を支払うのですか?

Answer 1

おはようございます。
賞与(ボーナス)は日本独特のシステムです。賞与は、賃金ではありませんので、ご質問者様のご指摘通り、法律上支給が強制されている訳ではありませんので、会社が不要と考えば、賞与を支給する義務はありせん。
しかし、日本には欧米のようなドライな契約システムが根付いておらず、言わば昔からの慣例で社員の「生活保障給」として「義理人情」の考え方で賞与を出しています。
また、住宅ローン、車のローン等に「ボーナス一括払い」がありますので、社会的風潮として賞与を払い続けています。
あと、公務員は必ず賞与がでますので、右に習えの考え方で民間企業も賞与を出しています。

Answer 2

○面白い事を言いますね。（笑）こんな事は常識でしょう。
優秀な社員は厚遇しないと、他社に取られてしまうからですよ。
＊例えば、年間１０００万円利益を上げる社員に対して年間５００万円しか給料は払わなければ、他社が年間６００万円給料を払うと言って引き抜いてしまうからですよ。
そうすると、引き抜かれた企業は年間５００万円の差し引き利益を失ってしまうので、引き抜かれない様にボーナスを出して予防処置を取る訳です。
＊また、社員が頑張って利益をより多く出せば企業は儲かる。だから、その【利益の一部】を社員に戻してより頑張らせるという事です。
○つまり、ボーナスを出すのは企業の利益のためです。