解決済み
宅建、行政書士の資格勉強をしたら、なにか日常で役に立ちますか? 法律や権利関係の基礎的な考え方がわかって役に立つとかあるのでしょうか?問題集や本を読んでみても、圧倒的な文字の量に試験で受かるのは自分には無理じゃないかと思ったのですが。
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宅建をやれば、最低限の民法の考え方が分かります。 新聞に書いてあることも3〜5割は理解できるようになると思います。 行政書士をやれば、新聞に書いてあることの8〜9割は分かるようになります。社会面から政治面まで、全てが理解できるようになると思います。 (そこで、テレビのニュースキャスターやコメンテーターの嘘臭さが分かるようになります。笑)
国家資格に挑戦し、合格するには大変な努力が必要です。 だから価値があるのです。簡単な資格であれば、取得しても何の評価もありません。 宅建士にせよ、行政書士にせよ、民法を勉強します。 日本のような法治国家で暮らしているであれば、日本の法律を知っていて損はありません。 例えば、相続の時に財産をどう分けるか、病気や事故で障害者になったときにどのように保護されるのかとか、私たちは日本の法律で守られているのです。
私の考えなんですが。 知識というのは発酵するものだと思います。 雑多にいろんな知識を仕入れておいたら、仕入れておいたことすら意識することもなくても頭の中で発酵を続けて、何かひょんなきっかけで思いもよらない形を取って意識の中に現れるんです。 人間というのは、全く今まで存在しなかったものを思いつけるものではありません。 今までに存在していたものの、新しい組み合わせを思いつくことができるだけであり、それが「独創性」なんです。 たとえば電気というものの性質、炭素というものの性質、そういった知識を持っていたエジソンは、東アジアではごく当たり前の素材である「竹」というものの存在に出会い、これまでの知識と結びつかせることによって実用的な電球の開発に成功しました。 最初から目的を持った知識しか得る気がなく、目的が達成されたら忘れてしまう人には、こういう創造性を得ることはできません。 興味を持ったんであればわかるところまででいいから学んでおくといいのです。 知識は発酵するという言葉のもうひとつの意味は、理屈を理解できずにとりあえず丸覚えしておいたものが、ある程度の時間をおくことによって頭の中で知らないうちに整理されていて、何かの機会でその辺のことを学び直すときに理屈が理解できるようになっているということです。 精神分析学的に言うと「無意識」の働きによるんでしょうね。 ですから、関心があるならすぐに何の役に立てられるかなんて考える前に、まず学んでおきましょう。できるところまででいいので。 「わからないことがあったらスマホでウェブ検索すればいい」という態度に私は賛成できません。 道具というのは人間の脳を劣化させることもしばしばあります。 文字の発明により人類は記憶力が大幅に失われたのは有名な話です。
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