解決済み
ボイラー整備士を受験予定で勉強中です。過去問の解説をお願いします。 問題 法令上、ボイラー整備士免許を受けたものでなければ、その整備の職務につくことができないものは次のうちどれか。答え 伝熱面積が4m2の蒸気ボイラーで、胴の内径が750mmでかつ長さ1500mmのもの また 伝熱面積が28m2の貫流ボイラーで内径400mm、内容積0.5m3の気水分離器を有するもの この2つが答えとなっていました。これ以外にも整備できるボイラーはありますか?
1,599閲覧
ボイラー整備士が、整備を行えるボイラーや第一種圧力容器などの種類などが非常に多い為、ボイラー整備士免許が必要ない物のみを説明します。 1.胴の内径が750㎜以下で、かつ、その長さが1300㎜以下の蒸気ボイラー 2.伝熱面積が3㎡以下の蒸気ボイラー 3.伝熱面積が14㎡以下の温水ボイラー 4.伝熱面積が30㎡以下の貫流ボイラー(気水分離器を有するものにあっては、該当気水分離器の内径が400㎜以下で、かつ、その内容積が0.4m3以下のものに限る) 5.内容積が5m3以下の第一種圧力容器(加硫器・熱交換器・蒸煮器など) 6.内容積が1m3以下の第一種圧力容器(蒸発器・反応器・オートクレーブなど) 上記、1~6に該当するものはボイラー整備士免許が不要です。また、1~6に該当しないものは、ボイラー整備士免許が必要になります。 ちなみに、蒸気ボイラーの問題は、長さが1500㎜ありますので、上記1に該当しないため、免許が必要となります。 また、貫流ボイラーの問題は、気水分離器の内容積が0.5m3を有していますので、上記4に該当しないため、免許が必要になります。 ご参考になれば、幸いです。
「小型ボイラー」と、俗に言う「小規模ボイラー」(小規模ボイラーという公式な定義はありません)は、その整備にボイラー整備士免許が必要ありません。 また、ボイラー整備士免許には、ボイラー技士免許やボイラー溶接士免許の様な一級、二級といった等級がありません。 つまり「小型ボイラー」と俗に言う「小規模ボイラー」の整備には資格は必要なく、それ以上のボイラーの整備にはボイラー整備士の資格が必須という事です。 資格が要るボイラーか要らないボイラーか、どちらか二択という事です。
< 質問に関する求人 >
整備士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る