建築基準法の採光で二室一室の取り扱いに関しまして質問です。 Ａ室が南側にあり、Ｂ室がＡ室の奥にある北側の部屋だとし…

Question

建築基準法の採光で二室一室の取り扱いに関しまして質問です。

Ａ室が南側にあり、Ｂ室がＡ室の奥にある北側の部屋だとします。(Ａ・Ｂは互いに居室とする)

Ａ室は十分な採光をとれますが、Ｂ室は隣地等の感覚により北側と西側に窓はあるものの、採光係数が満たせず無採光居室となってしまいます。
そこでＡ室とＢ室を直接行き来出来る引戸を設けて(幅1/2条件を満たす)二室一室により採光を得て採光の問題をクリアするとします。

この場合Ａ室とＢ室は採光に関して一室とみなされると思いますが、部屋名の存在としてはＡ室・Ｂ室として2部屋となるのでしょうか？
それとも採光の二室一室によりＡ室としか登録上ならないのでしょうか？Ｂ室は納戸扱いになってしまう等でしょうか。

宜しかったらご教授お願い致します。

Answer 1

法28条には「ふすま、障子等の随時開放できるもので仕切られた２室は、１室とみなす」とあります。
みなすと言う言葉のニュアンスが曖昧ですが、おそらく「同等として扱う」くらいが適当かと思います。

これはA,Bと言う部屋が無くなってCと言う部屋が誕生すると言う意味ではなくA,Bと言う部屋だが同時にCでもある、と言う事だと思います。
なのでBが納戸になる事はありません。

室名は通常、新たにCを設定する事はありません。分かりにくいですし、実情に合ってませんよね。
設計図書にはそれぞれAとBを記入、計算表にはA+BやABやA（B）などの書き方をして２室採光だという事を分かるようにすればいいと思います。

Answer 2

ふた部屋とも居室ですので部屋名は別になります