解決済み
ドイツ語を学んで「通訳」「翻訳」「日本語教師」のいずれかになりたいと思っています。しかし今はなりたいと思ったばっかりで色々知識がありません。そこで質問したいと思い投稿させていただきました三つとも全然違う職業ですが、 ・具体的にどういった資格があれば良いのか ・どういう学校に入るのがいいのか(私は関東住みです) ・なるには遅かれ早かれどのくらいの期間がいるのか ・仮になれたとして初めの頃の収入はどれくらいか いずれか一つでも構いません。わかる範囲で出来るだけ具体的に教えて頂けたら嬉しいです
沢山の回答本当にありがとうございます どれも具体的で分かりやすかったです。参考になりました 皆さんの回答を参考にして、自分でもどう調べるべきか少しわかった気がします。
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まず「日本語教師」については知識がないので割愛します。 「翻訳」「通訳」については、ただ漠然と憧れる人も多いですが、 実際は多種多様です。 ・資格について 人脈がなく正攻法で(日本で)翻訳者になりたい場合は、独検を取って おいて損はないと思います。日本の翻訳会社は、独検1級+英検準一級など の資格保持者を優先させる所も少なくないです。ちなみに、これからの ドイツ語翻訳者にとって、英語のスキルは必須です。 通訳案内士は、外国語で取れる唯一の国家試験で、昔は難しい試験で有名 でしたが、昨今簡単になってしまってありがたみが減ったようですし、 翻訳者になるにはあまりメリットがありません。 ドイツやオーストリアで翻訳者として働く場合は、国家試験を取れば 立派な翻訳者資格になります。http://www.jta-net.or.jp/p59_63.pdf (60ページ) 何年もかけて準備する大変な試験です。 ・学校について 日本でドイツ語の「翻訳」をちゃんと勉強できる所はあまりありません。 (ドイツ語の勉強自体は大学などでできても、プロの翻訳家を養成する 所が極端に少ない、ということです。)ネットで検索すると、ハイデル ベルクや時期によってはドイツ文化センター、日独協会、通信教育の添削 などがヒットしますが、いずれもかなり高く、それに見合った効果がある のかは不明です。 ドイツなら、ハイデルベルクなど日本語の翻訳科がある大学があります。 ・期間について どのレベルを目指すかで全く違うので、一概に言えません。 一つ言えるのは、この世界は一生勉強だということです。 ・収入について これも全くピンキリです。日本よりドイツの翻訳会社の方が概して報酬 は高めです。しかし会社によっても雲泥の差になります。 機械(特に車関係)分野の需要が多く、取説などは一回あたり円換算で 30~40万位ドイツでは支払われるのに対し、日本では半分以下だった 事もあります。かと思うと、イギリスの会社からの独日翻訳依頼で、円 換算で1ワード7円のもありました。日本の相場よりひどい単価ですが、 翻訳ツールにマッチングの多い文が沢山入っていれば、単価は高いが ノーマッチのみの訳より仕事がラクになります。 ツールが普及している現在、実際に文を開いて訳し始めるまで、報酬の 割合が良いかどうかはわかりません。 (これはあくまで私個人の経験ですので、一概に言えません。) 日本にいても、ドイツに口座さえあればドイツの会社で仕事できます。 在宅のフリーランスで翻訳をする場合、翻訳会社と信頼関係を築けなけ れば常に仕事を得ることは難しいかもしれませんが、会社も有能+誠意 のある翻訳者を必要としているので、会社に気に入られる人は干されず 仕事が回ってくるでしょう。 また、翻訳会社に就職してフルタイムで翻訳をやっている人も沢山 いますから、翻訳で食べていけないとは言えません。 しかし、ドイツ語の知識があるだけでは無理です。 翻訳の世界は、翻訳ツールの導入で大きく変わっており、今はそのスキル がないとやっていけないと思います。ドイツ語のスキル以外に、CAT ツール(memoQ、Tradosなど)、ブリッジSEの経験や、プログラミング 関連の用語に関する知識が求められます。 通訳の世界はまた、独特です。通訳に関しては、謝礼と内容の難易度が ほぼ一致しているように思えます。会議通訳などは、かなり高い報酬で すが、疲労困憊します。テレビ局の外国人が集まる番組用の通訳も したことがありますが、使い捨てというか、便利屋さんのように扱われて あまり良い気はしませんでした。その後、その手の番組をよくよく見たら 通訳者さんのドイツ語は、かなり怪しいものが多かったです。 でも、ドイツ人と触れあえて、TV局にも行けることが楽しいと思う人は そういう場で働けば良いし、ドイツの裁判所で困っている日本人を助け たいと思う人は、公認通訳者を目指せば良いと思います。 どちらの場合も、自分の仕事に責任を持てば、立派な職業だと思います。
なるほど:1
ここまでで回答無しの日本語教師についてです。 ドイツをはじめとした欧米諸国で日本語教師をしている日本人は現地で配偶者が働いていて元々、ビザを持っている人が多いです(駐在員の妻が多い)。 ちなみにどっかで働いてるというよりボランティアとか自宅で教室やってるとかそんな感じです。 まあ職業ではなくてなんというかご近所付き合いのノリです。
資格はいろいろ設けられているが別になくてもできないわけではない(その人の能力とツテ、コネしだい) 通訳+翻訳はそこそこのレベルの大学の外国語学部ドイツ語専攻。翻訳のみなら文学部の独文独語専攻でも可。日本語教師は外国語学部の日本語学科。 しかしドイツ語を専攻する学部でなくても法学、工学、経済学などの専門分野を深めてなおかつドイツ文化センターや留学などでドイツ語の能力をつけると言う手もあるし、専門分野の通訳、翻訳を生業とするにはむしろこちらの方が有利(内容がわからないことには訳しようがない)。 翻訳では暮らしていけません。できあがり原稿用紙一枚が税込み2000円の世界だもの。それにコンスタントに仕事があるわけじゃない。 十分なドイツ語の能力をつけるのだけでも東京外国語大学や大阪大学外国語学部のドイツ語専攻に入ったとしても学部の4年では足りない。最低でもCEFRのC1に受からなくては。大変ですよ。
外国人に外国語でガイドをするのに通訳案内士の資格が必要なくらいで、他は資格がないとできないというモノではありません。よって、学校も特に必要なし。期間も決められませんね。「なる」だけなら、どれも今日この時からでも、自分が宣言した瞬間からなれます。ただし、仕事にありつくのが大変なだけで。
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