解決済み
版権とポートフォリオについて質問です。私はあるゲーム会社に憧れている者です。 私は現在、オリジナルのイラストも描きつつ、趣味でその会社のゲームキャラクターのファンアートも描いています。 よくポートフォリオには版権物(二次創作)を入れるのは著作権的にタブーだと言う人がいますが、ポートフォリオに入れても構わない、と言う意見もあり、実際どちらが正しいのか混乱してしまいます。 もちろん某ゲーム会社のキャラクターのファンアートで、その会社に関係の無いゲームやアニメの二次創作は載せるつもりはありません。 また、絵柄を公式に寄せて、「アートワークもできますよ!」とアピールすればそれはポイントになると思うのですが… そこで質問です。 ①たとえ受ける企業のキャラクターのイラスト(公式絵に寄せたもの)でも、ポートフォリオに版権物を入れることは好ましくないか 入れても構わないがあまり好印象は持たれないのか知りたいです。 ②ファンアートではなく、受ける会社の既存タイトル(既存のゲーム)に”登場しそうな”キャラクター(敵キャラやアイテムなど)を想定して作るというのは版権的には大丈夫でしょうか。 以上です。 ゲーム業界やクリエイティブ業界に詳しい方、回答お待ちしております。
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現在のゲーム会社の事情はあまり存じませんが、 制作会社で採用面接等を担当したことはあるので、 参考になるかどうかわかりませんが少々意見的な回答を入れさせてただくと。 ポートフォリオ自体は、 特に禁止事項がなければどんな作品を入れても構わないとは思います。 ただ、ポートフォリオとして 相手側が一番見たいのは、 これまでにどういう事をしてきて、 どういう結果(作品)を残しているか、 どういう事を考えているのか、 というところでもありますので、 もちろん面接用にと別途用意しても構わないのですが、 仮に面接で「これって何の作品なの?」と聞かれた際に、 「自分の好きな既存のゲームを描きました」という回答では、 多少がっかりさせてしまうこともあるかもしれません。 採用面接等は「絵の品評会」ではないので、 上手く描けますよアピールも重要ではありますが、 既に過去の既存作品をテーマにしてしまうと、 「この人は既存のデザインは描けるけれど、新しい物を作る気はどうなのかな?」と 思われてしまう危険性も高いです。 よほど面白く絡めてあれば、 既存のキャラクターを使うのもアリかも知れませんが。 それはそれでリスキーかと…。 すでにキャラクター等がある 特定のプロジェクトに参加するための募集なら 決まっているキャラクターが描ける人という基準は成り立つのですが、 新人募集なので、 もちろん即戦力として使えればそれは確かに良いでしょうけれど、 会社としては今後の会社を背負う人材として 新しい発想を入れてくれる人も期待してしまいますので、 過去のヒット作が好きなのは作り手としては嬉しくもあるのでしょうけれど、 それはお客様に対する期待なので、 今を越えてほしいという方が採用する側としては多分優先されます。 それにご質問者様がデザイナーになるときには、 そのキャラクター製品はもう無いかも知れませんしね。 話のタネという程度で おまけ的に入れるのプレゼンの演出としては良いのかも知れませんが、 よほどアピールしたいポイントという事でなければ、 あまりメインでは入れない方が良いのかも知れませんね。 ②のキャラクターを想定して作るというのは まあアリだとは思います。 既存のゲームを想定というところは、 わかりやすければそれでも別に構わないとは思いますが、 架空のゲームを設定しても評価自体は同じだとは思いますよ。 ①の既存のキャラクター似せて描くというのは、 この場合は辞めた方が良いと思います。 漫画家のアシスタント募集とかなら喜ばれますが、 変に似せても、突っ込まれる (微妙に似てないとか、オリジナリティが無い)だけなので 既存のキャラクターならそのキャラクターをしっかり描いてあげないと、 勘違いされちゃいます。 面接官がキャラクターデザインをする人だったら、 間違いなく突っ込んできますよ。 もちろん、面接する人によっても いろいろな考え方がありますので、 喜んでくれるという場合もあるかも知れませんから、 絶対にダメという事も無いですが、 採用する側からしてみれば、 欲しい人材というのはある程度具体的なボーダーがあります。 技術であったり発想であったり、人柄であったり、経歴であったり様々ですが、 ただ、ボーダーは飽くまでもボーダーで、 ボーダーギリギリの人なんて要らないんです。 最低限ここを越えてくれた人の中から、 更に他の人よりも何かが秀でている、何か面白くなりそうな物がある人が欲しいわけです。 相手に対して好感度を求めるよりも、 今のご自身の実力や魅力を一番に引き出せるものを チョイスされるのが一番良いと思いますよ。 相手の会社さんの作品をお好きなのはわかりますが、 仕事のパートナーとして選んでもらうという事は、 過去の仕事についてのパートナーではなく まだ出来ていない未来の仕事のパートナーなので、 ご自分の売りをもっと自分らしい所からアピールしていく方が良いのかなと思います。
なるほど:2
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