就職活動に不安のある学生です。

Question

就職活動に不安のある学生です。インターネット上に就活偏差値などの情報が散見されますが、大学入試偏差値との明らかな相関が見て取れず、基準になるものも分かりかねるため質問させていただきます。

現在MARCH文学部2年生（一浪）
TOEIC745/990（15年度取得のため旧形式）
中国語検定2級
16年度通関士試験合格
貿易実務検定準A級
日商簿記2級
1年次GPA3.3
海外滞在経験はありません。
中高時代は陸上競技部に所属していました。

今年度中に新形式TOEIC800/990、中国語検定準1級の取得を目指します。

もちろん、見た目やコミュニケーション能力により多少の差が出るとは思いますが、上の条件で望める企業のレベルないし最低でも内定を取りたい企業のレベルをお伺いできれば幸いです。企業名などの具体例を挙げていただけるとなお有り難いです。
希望業種・分野は流通・倉庫・商社・食品です。

高望みではありますが、現在は日本通運、全日本空輸、日本郵船、商船三井、豊田通運を目指しています。

よろしくお願いいたします。

Answer 1

大学は４年間ですが、大卒が就職すると定年まで４０年近くあります。それゆえ、企業の関心事は「入社時のスペックの充実度」ではなく、「入社後の伸びしろ、ポテンシャル」にあるのです。

同じスペックの人でも、「人物評価」によって就職先が大きく変わります。「現場スタッフとして食っていければいいや」っていう人と、「中心人物になって事業を担ってくれそうだ」っていう人では、評価が違うのですよ。

質問者様が挙げたスペックだと、人物評価次第で、上は「有名大企業の正社員」から下は「非正規雇用の契約社員」まで、幅広い就職先が待っていることになります。

Answer 2

いわゆるAAA企業に在籍し、採用にかかわることのある者です。

新卒の場合は、履歴書を見て、その中にある資格について格好のネタなので話題にはします。…が、すべての資格は経験を伴って初めて戦力となりますのでエントリーの必要条件でない場合は特に採用への影響は大きくないといっていいでしょう。日本通運でもANAでも大企業はいろいろな職種がありますので、例えば中国語が不要な業務であれば”nice to have”以上のものではありません。むしろ現時点では何も無くてもポテンシャルを感じる人材には食指が動きます。

つまり「これくらいもっていたほうが就職に有利かなぁという考え」が見え隠れすると逆効果です。一方で「何にでも興味があって結果的にこうなった」と解釈されるとプラスです。

この質問から受ける印象は前者であって後者ではありません。企業を選ぶというよりは職種を選ぶ気持ちで望まれるといい面談になるのではないでしょうか。