監督官は監督官試験を受けて合格すればなれます。 立場は特別司法警察員となるので、受験要件も厳しいのですが そこは頑張り次第です。 一応公務員ですが専門職員なので一般職とは区別されます。 年間200~250名の募集で合格率は約10%。 ご承知の通り労働基準法関係法令を元に指導等を行います。 社労士は民間の仕事上の資格でほとんどが顧客の 労務指導です。 ですから監督官と企業の立場で敵対する可能性もあります。
社労士は、企業・個人を『顧客』にして手続の代理や相談業務を行います。 もちろん顧客から報酬を頂きます。 労働基準監督官は、監督署に勤務して、相談・指導・勧告等を行います。 公務員なので税金から給与は支払われます。 労働基準監督署は、労働基準法・労災保険法等に関する法律が適正に行われるために存在する場所なので、法律を元にした中立の立場です。特別に労働者の味方ではありません。労働者から訴えがあれば、事実関係を確認して、事実に基づいて指導等を行います。 社労士は各種法令を元に、顧客からの依頼を受けて、顧客の要望にできる限り沿いながら、それが脱法行為にならないように助言します。あくまで依頼者の味方です。 社労士試験は主に法令の勉強です。範囲はあくまで法令の範囲ですが、重箱の隅まで出るぐらい広いです。数学的問題は出ません(算数程度は出ます)。 監督官試験は公務員試験も兼ねてます。幅広くしかも深い。監督官に必要ないような問題も一般常識として大量にでます。数学も出るし、計算する理科も出ます。 人によって得意不得意があるので、どちらが簡単なのかは言えません。単純に言うとどちらも簡単ではありません。 労働者によりそう監督官とか社労士を目指すと、そう遅くない時期にイメージと違うことに気付くでしょう。監督官は中立であり、社労士は依頼者がどちらかで判断します。労働者の依頼者はお金に困っている方も多く、社労士としてあまり髙く請求はできません(してる人もいますが、私の場合は9割以上は無料になってます)。 労働者によりそって仕事をするなら、むしろ弁護士でしょうね。
社労士は民間人。労働基準監督官は公務員。
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