イラストレーターになるための美大や専門進学ですが、メリットはほぼないです。 美大卒のイラストレーターは美大でイラストを教わったわけではなく、在学中にイラストを独学しているということです。 美大は学問するところでして基本絵の勉強をしません。 将来芸術家を目指す方は大学のアトリエを借りて創作活動に専念しているというものなので、どこまでいっても独学です。 専門は最低限の画力基礎や技術的なことを教えますが、それ以外は自分でやるしかないです。 元々絵の勉強というのは基礎部分以外は全部独学で成り立っていますので、「学校に通えば絵が上達するものだ」と考えないほうが良いです。 特にイラストというのはオリジナルが前提なので、技法だけを習熟しても売れるオリジナルイラストを自ら生み出さなければ到底プロになれません。 いくら売れる絵が描けても営業と宣伝をしなければ誰も気づきませんので、常に情報を発信しつつ売り込む必要があります。 イラスレーターになるために必要な要素は「画力・高い創造性・高いデザインセンス・商才・運」なので、画力以外は自分自身で努力して切り開いていくしかないでしょう。 ここから余談ですが、イラストレーターの平均年収は100万以下が50%、500万~800万が2.5%、800万以上が1.6%くらいです。 イラストのみで10年20年と食べていけるかもしれないというのが1.6%に入るプロです。 イラストレーターは絵柄が全く通用しなくなったら廃業しか道がありませんので、大手ゲーム会社に正社員雇用されない限り副業前提でされたほうが無難です。
イラストレーターには大きくわけて、フリーランス(自営業)と、会社員があります。 フリーランスの場合は就職しませんので、学歴は一切関係ありません。 ただただ、画力と、需要と、営業力。あとはどこまで早く描けるか仕事の効率などの問題になります。 ただ、フリーランスイラストレーターの半分くらいが年収100万以下(普通の会社員の三分の一以下)という現実があります。 これでは、もちろん生活できないので、実際には副業が必要になってきます。 その副業を何にするかによって、進路は変わってくるでしょう。 副業は安定した仕事の方がいいので、ちゃんとした就職をする必要があります。(フリーターと兼業する人もいますが、一生ただのフリーターで終わるリスクが高く、とても危険) そこを考えると、多少なりとも就職率の良い美芸大の方が良いでしょう。 ただ、個人的には美芸大でもない、普通の一般的な大学(高偏差値)が一番良いと思います。 美芸大を出て就ける仕事はデザイナーなど限られており、どれも激務薄給のため、イラストレーターとの兼業は相当に難しいからです。 普通大学に行った場合、絵の勉強はどうするんだという疑問があるでしょうが、どうせゲーム系のイラストは基本的に独学で大半やらなければならないので、そこまで問題ありません。むしろ、学校で教えてもらわないと絵が描けないような人は、プロには向いていないでしょう。 会社員イラストレーターになりたい場合の進路についてはブログに書きました。 漫画アニメ系の絵で「就職」したいとなると、ほぼゲーム会社しかないので、ゲーム会社への就職を前提としています。 http://tomangamichi.blog.fc2.com/blog-entry-112.html
どちらに行くにしても 「行きさえすれば自分だって」 と思ってるならメリットはありませんよ。 この世界で成功できるのは自力でガンガン動ける人だけ。 絵が下手でもプロとしてやってる人ってのは 「たまたま頼む人が他にいなかった」など 依頼の隙間に潜り込むのが天才的に上手いんです。
専門学校へ。 そっち系はすべてコネです。 美大は学ぶ場所。 専門学校は人材を売り込む場所。 あのエンブレム事件のパクラーの周囲を見ればわかったかと。 もう癒着だらけです。選考委員から奥さんまで。 そんな世界なのです。 子供が描いた絵のコンクールってありますよね? あれってもうフォーマットが決まっているんです。 こんな感じでこんな雰囲気の作品を選べって。 日本は芸術において三流国です。 マンガ、アニメの一流作品すら国で表彰しません。 文部省(現:文部科学省)推薦とかクソみたいな作品だけ持ち上げます。 癒着なので。
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