日本語教師を諦めた、もしくはやめて転職した方に質問です。 閲覧ありがとうございます。 現在就職活動中の大学生です…

Question

日本語教師を諦めた、もしくはやめて転職した方に質問です。

閲覧ありがとうございます。
現在就職活動中の大学生です。

私は高校生のころに日本語教師になりたいと思い、大学では日本語学、日本語教育学を学んできました。
しかし、お恥ずかしい話なのですがいざ将来を本格的に考えるとなったときに安定性のなさから新卒でいきなり日本語教師になるのは危険だと判断しました。

入学後から日本語教師になるためにいろんな策を講じていればバリバリ勉強して院に進むなり、在学中に日本語教育能力試験を受けるなり方法はいくらでもあったと思います。

しかし、かなりギリギリまで就職について考えずに生活していたこともあり、「本当にどうしてもなりたくなったら結婚したときにでもパートでやろう」と思い断念しました。
国内・常勤で自立した生活ができるという人があまりにも少ないということで、新卒という就活するなら最高とも言える身分を捨てていきなり日本語教師を目指すことに不安があったからです。

しかし、そこから就活を始めても「本当にやりたいのは日本語教育なのにな」「でも安定していないからな」など考え続ける毎日です。

そこで、
・かつて日本語教師を目指していたが断念した方
・今もなりたいが別の職についている方
・日本語教師をやめて転職した方
にどう考えて現在の職にいきついたのか教えていただきたいです。

現役で日本語教師をしていらっしゃる方のご意見もお聞きしてみたいです。

こう動いていればよかったなどたられば話でも構いません。
よろしくお願い致します。

Answer 1

私はアジア某国で日本語教師をしています。

こちらはまだまだ日本語学習が盛んな国で
毎年日本から新卒ピカピカの先生方がやってきます。

そしてだいたいの人が１～２年くらいで
辞めて日本へ帰っていきます。

学校がこきつかうからというのもありますし、
ただでさえ多忙な日々を慣れない環境で過ごすのが
つらくなった、ちょっとこちらの国に住んで
みたかったから日本語教師になってみた、
ワーホリビザだった、など１～２年で帰る理由はいろいろです。

（もちろん彼らは何となく海外に住みたくて
日本人だからてっとりばやく日本語教師になった、
ということではないです。こちらの国では日本と
同等の資格がないと雇用しない学校がほとんどですから
私が働いている学校の教師は全員有資格者です）

日本へ帰国した方は会社の事務職、
あるいは英語＋滞在中に身につけた語学を活かして
貿易関係などに転職した人が多い気がします。
もちろん日本で日本語教師になった方もいます。

みなさん１～２年で辞めて帰国しても
24歳くらいですからまだ仕事が見つけやすいのかも。

質問者様の判断は私も正しいと思います。
まずは新卒でちゃんと就職して貯金しながら
将来についていろいろ考えてみてもいいと思うので。

あと、いじわるな言い方をしてしまうと、
本当になりたくてしかたがない人は安定とかは考えないで
日本語教師の世界へ飛び込んで夢を叶えている気がします。

日本のある友達もカフェやファミレスなどバイトを
掛け持ちながら教壇に立っていて死にそうになってますが
それでも楽しくてしかたがないそうです。

別の友達は日本で会社員をしながら
自治体の日本語教室でボランティアで教えてます。
そういう道もあるかもしれないし。

ご質問文からは海外へ出ることは考えておられない
ようにお見受けしますが、もし海外でもよいなら
こちらの国だけでなくアジアであればまだまだ
日本語教師はなりやすいのではないかなと思います。

新卒の先生ばかりでなく、一度は普通に就職したけど
諦めきれず数年仕事をしながら専門学校へ通って資格を取り
こちらの国に来て活躍している先生方も多くいらっしゃいますよ。

あと、これは個人的な考えなのですが、一度日本で
社会人を経験しておくことはすごく意味があると思います。

例えば学生にオフィスマナーや会社での敬語を教える時、
上記のような新卒の先生だとたまにびっくりするような
ことを教えていることがあります。

こちらで売られている教科書も現地の人が
編集したものだとおかしな部分がたくさんあります。
それが間違いであることにも気づかないわけです。

もちろん一般企業の経験がない方が
全員ダメというわけではないです。
が、一度就職しておくのはよいことだと思います。

あまり回答になっておらずすみません。

Answer 2

元日本語教師です。その後、フリーのヨガ講師になり、今はセミリタイヤ生活です。

確かに日本語教師は不安定だし、社会のことが分からないので、新卒者には勧めません。しかし、あなたの勉学が役立つ、他の仕事はアナウンサーなどのマスコミ関係しかないと思います。この関係につけなかったら、普通の就職するのも不利だと思います。

社会勉強と思って、他の仕事を経験するのが良いと思います。日本語教師は後からでもなれますから。

ただ、問題は2つあります。1つは海外生活を覚悟していないことです。日本だとフリーターみたいになる可能性が高いので勧めません。まずは海外に行くべきだと思います。2つ目は人生を軽く考えすぎています。専業主婦になれる人は少なく、離婚する人は多いです。また、稼げない人ほど結婚するのは難しく、離婚されやすいです。キャリアや仕事をしっかりと考えるべきです。結婚するにも仕事は重要だし、結婚を続けるにも仕事は重要です。また、独身でいたり、離婚した場合にも仕事は重要です。いずれにしても仕事は重要なのです。稼げないから、専業主婦という考えの人は嫌がられるし、結婚できても数年で捨てられる可能性が高いです。

Answer 3

資格は持っています。
見聞きしたことを・・・。
この日本語教師資格では、海外では東南アジア・中国・インド・台湾で働いている人が多いです。確かに現地の給料なので、大変に安いです。
大学を卒業して中国で暫く教えていた男の子（日本語学科、教師資格有）は、転職したと思います。女の子は、日本語教師をしている男子と結婚するとやっていけないのでしないと言っていました。
日本の専門学校で教えていた教師は、大学院で博士課程で論文を書くために専門学校で働いていた。こういう人は、海外の大学の日本語学科に教員として行ったようです。大学だけでは、海外の大学で教えるのは難しいなあ、と思います。

東南アジアある国の予備校のようなところで日本語を教えていた子に話を聞くと、国語は日本語教師、他教科は、高校教員経験者が教えていたようです。日本の大学に入学するためです。

ヨーロッパの大学や会社で、日本語を教えていた先生は、その国に留学していて、頼まれて日本語の教え方を学び、そして教えたと言っていました。高学歴、英語ができる人は、日本語教師資格と関係のないところで、日本語を教えているな・・と思いました。
アメリカの友人も、日本語ではないが、米大学院にいるとき、助手や教員手伝いをするときには、英語の試験に合格しなければならないと言っていました。

というわけで、専門性を身につけていない、教師資格も取っていなければ、日本語教師として働くのは難しいなあと思います。
私事ですが、海外の幼稚園で働かないかと言われたとき、すごく魅力を感じましたが、日本を離れられず、行けなくてとても残念でした。魅力ある仕事とは思います。
で、離れられない間に大学院へ行き、他の資格を取りました。age overですが、これを使って働いています。

安定した職業につき
長期的展望を立て、コツコツと学習することには賛成です。

Answer 4

あなたの条件に合わない者が回答することをお許し下さい。

＞安定性のなさから新卒でいきなり日本語教師になるのは危険だと判断しました。

→私は、この判断は正しいと思います。
こういう判断ができたことに、あなたの頭の良さを感じます。
やりたいことを盲目的に追い掛けず、
客観的な実現性を冷静に判断できる知性。
あなたは、どんな業界に入ってもやっていける人だと思います。

例え、大学院に進んだとしても、
在学中に日本語能力検定試験に合格していたとしても、
正規採用の日本語教師になれる可能性は低いです。
もし、大学院を出て日本語教師になっていたら、
「院卒の学歴があるのにフリーター」という
悲惨な境遇で人生を送る羽目になったかも知れません。

日本語教師を目指して勉強した経験は、
今後きっと、別の形で役に立ちます。
例えば、あなたの就職先が、
外国人研修生を多数受け入れている企業で、
日本語がよく分からない外国人の管理を
任されたりするかも知れません。
あるいはまた、あなたの就職した地域が、
外国人労働者が多数住む地域で、
日本語がよく分からない外国人と交渉する必要が
出てくるかも知れません。

「なぜ外国人に日本語を教えたいと思ったのか」
という原点に立ち戻って、考えて下さい。
外国人に日本のことを知ってもらいたいという気持ちでしょう？
外国人が日本社会に適応する手助けをしたいという気持ちでしょう？
外国と日本の架け橋になりたいという気持ちでしょう？
それらの思いは、「教師」という形は取らなくても、
別の形できっと叶います。あなた次第です。