解決済み
キャリア組は警察庁が他の省庁の上級公務員同様に国家公務員Ⅰ種試験で採用する国家公務員です。 ノンキャリアは都道府県警察が採用する地方公務員です。(警視正まで昇進すると国家公務員になる) 両者の端的な違いは階級でしょう。警察官は階級があり昇進しなければ重要なポストにつけません。 キャリアは最初から警部補に任官します。ノンキャリアは巡査から始まり警部補への昇進は通常10年~20年勤務してからです。 キャリアはさらに数年で→警部→警視と昇進します。警察署長などになる階級です。キャリアにとっての実際の勤務はここからスタートします(それまでは勤務に習熟するための研修の意味合いが強い)。一方ノンキャリアで警視まで昇進するのはごく少数です。警察官勤務のゴールとも言える階級です。 階級とそれに相当する職務が、キャリアとノンキャリアで完全に2つに分かれている感じです。 キャリアは全国の警察組織を管理統括する職務、ノンキャリアは実際に体を張って警察業務を執行する職務だと言えるでしょう。 実際問題、警察内部での両者の軋轢などはないようです。いわば別世界の住民同士なので対立も起こらないのでしょう。 現在は両者の中間的な準キャリア(国家公務員一般職)もあります。巡査部長からスタートして警視クラスまでは結構昇進するようです。ただし(警視総監以外の)最高階級の警視監に昇進することはなく、基本的に県警察本部長などになる事もないようです。 待遇(給与など)はトップクラスまで行けばかなり違ってきますが、公務員なのでノンキャリアでも長年勤務すればそれなりの給与水準までは上がります。
昇進のスピードですね。 キャリアだといきなり警部補からスタートし、試験など経ずに順調に昇進していきます。 ノンキャリアだと警部まで昇進すればいい方です。
階級が上がるスピードが違う!ノンキャリアの優秀な者でも約10年掛かる警部補に採用時点からなっているしノンキャリアが最終階級となる警視に遅い者でも数年で到達する。キャリアの昇進競走は激烈で同期の優秀者が上位ポストに就任するとポスト枠からはみ出た者は退職しないといけない仕組みだそうです。ノンキャリアなら同期で巡査から警視まで階級がバラけているがキャリアではほぼ同じ階級しか居らずドンドン数が減って行く。(退職したキャリア組は大手民間企業に天下りして行く。)
なるほど:1
キャリアは、国家公務員の最上級です。ノンキャリアは、主に地方公務員です。警察官の殆どがノンキャリアのうちの警部補までです。ノンキャリアの大出世を少しわかりやすく言うと。 警視正の警察署長は、55~60歳 警視の警察署長(大規模署)は、52~60歳 同(中規模署)は、49~60歳 同(小規模署)は、48~60歳 年齢は、目安。47都道府県ほぼ共通。60歳定年。 キャリアは、いきなり警部補スタート。警視監までたいていなります。しかし、ノンキャリアでは、警視監は、無理です。キャリアの役職や年齢の一例。 極めて大規模県警本部長(千葉や福岡)警視監。55歳前後。 大規模県警本部長(茨城や長野)警視長~警視監。49~55歳。 中規模県警本部長(岩手や三重)および小規模県警本部長(山梨や鳥取)警視長。45歳~51歳。 出世のしくみが全く違います。しかもキャリアは、東大卒多いです。ノンキャリアは、僕の住む県は、警視正までです。刑事ドラマ好きの僕の挨拶でした。
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