解決済み
登録販売者(研修中)です。 地方は違いますが、「登録販売者試験 過去 日程」で調べたら、どうやらここのところ北海道は年一回の試験のようです。 キャリカレの講座を利用されるようですが、元々医療関係の知識・素養があるかないかでかなり合格率は変わってくるように思います。 元々暗記力が高い、試験への勉強時間を十分とれる環境であるならば、十分狙える資格だと思いますが、そうでなければかなり厳しいかもしれません。 基本的には薬の名前と効果をひたすら覚えていく感じです。 たとえば、最も頻出、というか必出の問題で言えば、咳止めに用いられる「コデイン」・「ジヒドロコデイン」という成分があります。これに関連して出てくる問題で言えば、「作用」・・・咳止め(難しい言葉で言えば鎮咳/ちんがい。咳を医療用語で咳嗽がいそう といいますが、それを鎮めるということです)。副作用・・・便秘、眠気、吐き気など。 そして最も出るところが脳の中枢に働いて咳をとめる「麻薬性鎮咳成分」であるということ。よく効くのですが、モルヒネと構造が似ており、割と簡単に習慣性を形成するため、登録販売者としては実際もっとも注意するべき成分のひとつです。ブロン液をはじめ、相当数のせきどめや風邪薬に含まれる成分なんですけどね。 また、この薬は喘息患者さんには使えません(痰の粘度をあげて排出しづらくするため)。 こうやって覚えていく反面、鎮咳系という効果に注目すれば、他にも「デキストロメトルファン」「ノスカピン」があります。ちょっと範囲を広げれば「エフェドリン」「ブロムヘキシン」「グアイフェネシン」「カルボシステイン」「グアヤコールスルホン酸カリウム」、さらには「セネガ」「キキョウ」なんていう生薬成分も。この辺を成分名に加え、具体的な薬効、副作用、飲めない人、備考なんかを覚えていくわけです。 もっといえば、「麻杏甘石湯」「五虎湯」「神秘湯」「麦門冬湯」漢方方剤も鎮咳系にはあります。今度は方剤名に加えて、ある程度の構成生薬、飲めない人、副作用、そして証(しょう/漢方薬は体質によって選択が変わります。その体質の区分のこと)なんていうものもそれぞれ暗記していくのです。あとは人体解剖学や法律なんかも覚える必要があります。 一度登録販売者試験の手引き(厚生労働省HPで公開されています)を読んだ上で、過去問を一回やってみてはいかがでしょうか。
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