解決済み
外科医について。 医療ドラマを見ていると、外科医にもそれぞれ専門畑があります。例えば心臓外科、脳外科、循環器外科等。 彼らは基本的に病気、主に癌を手術によって治療します。(ドラマだと) で、ドラマによっては彼らは怪我人の治療にあたることも多いです。救急搬送されてきた患者等。 怪我人を専門畑とする外科医は整形外科ですよね、確か。 心臓外科や脳外科の外科医は、怪我治療はさほど難しくなく、なんなくできるものなのでしょうか? 素人質問で恐縮です。
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医療ドラマは「ドラマ」ですから、素人目に面白くないとダメなのです。 「素人目」が大事ですので、素人目で「いかにも本当っぽくカッコよい」演出がなされるわけで、結果的に実際の医療現場とはかなりかけ離れたことになってしまうのです。 例外的にアメリカの医療系ドラマはかなり玄人目線でも粗がないものがありますが、日本の医療ドラマは玄人目線では「目を覆いたくなるような」ものばかりです。これは番組にかけられる予算の差なのかもしれませんが、考証などほとんどされていないのではないかと思うものが多いです。 何でもこなせるスーパードクターは実際の医療現場には存在しません。
あれはドラマだから成立してます。 外科的な話だけにしますが、 普通は心臓血管外科なら当該部署の手術しかしないし、多分研修医時代に経験したりはしてますが、自分の科以外は基本的なことしかできません。 例外があるとするなら、救急の現場です。 救急の医師はそれなりにどこの科でも一般的な事ができるように訓練します。 で、まず患者さんの命を救うために可及的速やかに行うべき処置を行いつつ、専門医に要請をかけ、専門医到着まで命を繋ぎます。 そこまで緊急でなければ、それでも手術が必要なら専門医を呼ぶし、自分でできる一般的なものなら自分でやるでしょう。 救急でも当番制の場合、たとえば消化器外科には大雑把に肝胆膵と上部、下部消化管に分かれますが肝胆膵の先生なのに夜間下部消化管の患者が来ちゃって専門じゃないけど緊急手術に入る、のはよくあることです。 同じ消化器の医師なので他科の医師よりは断然いいですが、それでも厳密にいえば専門外なので術創が専門医より少し違う、とかはよくあります。 ホントに緊急の時以外は、夜間外来使わない方がいいよ、というのはこういう事もあって言ってる発言です。 異常があったらできるだけ日勤帯の専門の先生に診ていただく方が安心に違いありません。
なるほど:1
外傷の治療を、心臓外科医がやる、というのはレアなケースだと思います。 外傷と言えば、整形外科、脳外科だと思いますね。たまに消化器外科、胸部外科でしょうか。外傷で心臓がやられている、という場面は少ないです。大動脈解離とか、心タンポナーデくらいじゃないでしょうか。 脳外科に限って言えば、外傷の治療は簡単です。 頭を開けて、血の塊をとりのぞいて、場合によっては出血している血管を止めて、頭蓋骨を外したままにするなり、戻すなり。 脳外科は顕微鏡手術が多いのですが。外傷の治療は、顕微鏡いらない事が多いので、簡単に終わります。ただ、脳外科の外傷で手術になる場合、生命予後はあまり良くないことが多いですけどね。
そもそも外科医は軍隊と行動する軍医でした。 骨折の治療もさることながら、むしろザックリ 切られたり裂けた傷を消毒し止血し縫う事により 兵士の命をとりとめる事に主眼が置かれました。 なのでケガの治療はまずは外科なのです。 うつろな記憶なので間違っていたら ごめんなさい。
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