解決済み
今、家電メーカーのサンプルをグループ企業内で動かす仕事(※)をしており、 Airについては多少イメージが湧くのですが、Boatは全然分かりません。 Boatでありがちな仕事の例をご教示ください。フォワーダーに指示を出す立ち位置ですと、L/Cがらみの作業が多いのでしょうか? 私の知識レベル:貿易実務検定C級を昨日合格(自己採点)しました。通関士は毎年落ちてます。 ※ 出荷書類そのものを作成することは無い。 フォワーダーや工場に指示を出す立場。
42閲覧
メーカー側から船会社や乙仲に指示を出す立場だとすると 下記の仕事が想定できます。 1.運賃交渉=船運賃の交渉を行います。特に件数や物量が多く、 年間を通じて動かすような荷物があれば、BIDと言って、複数の船社や 乙仲に声をかけて入札制度で、最も安く、安定したサービスと契約を 結びます。値段を決めるだけ・・・と言うのは浅はかで値段を決めるにも 営業や工場の納期担当者、購買・・・など様々な部署と打ち合わせを 行わなければなりません。多くの船社は特別料金を出してくれる代わりに 約束をします。例えば、年間100本コンテナの出荷を約束する代わりに この値段・・・なのにそれを破ると、逆にペナルティとして罰金を 払わなければならないので、適当に「安いから良いや」と言うわけにも いかないのです。 2. BOOKING手配=船会社や乙仲とスケジュールの打ち合わせを行い、 何時の何処の本船に積むかの話を行い、貨物スペースとコンテナの 確保を行います。 2. B/Lのチェック=B/Lは船荷証券になりますので、航空のAWBのように 軽いものではありません。このB/Lを所持している者が荷物の所有者になり、 引き取りは勿論、売買も出来る事になります。なので、このB/Lが間違えてないか 中身をチェックしなければなりません。極端な話、受取人が田中商店なのに 中田商店・・・になっていたら、それだけで現地で身元照会が出来ず、荷物を 受け取れなくなる恐れがあります。 船会社はその間違いの責任を負いたくないので、荷主にDRAFT B/Lといって サンプルのB/Lを送り、中身をチェックさせます。 3. L/Cのチェック=これはB/Lチェックにリンクしますが、 L/Cの中には船荷証券の発行枚数の指示や特定の荷揚港の支持、また 政府絡みの案件だと特定の国籍の船を使うよう指示が書かれている場合も あります。例えば、アメリカ政府の仕事で軍関係の荷物を運ぶのに パキスタン国籍の船だと都合が何かと悪いですから。 後は船会社や乙仲は直接関係ありませんが、 出航後にB/Lを海外の受取人に発送をしたり、会社があまり大きくないと 海外の受取人との清算業務を行ったりもします。 (大きい会社だと分業化しているので、生産関係は経理関係の部署が 行う事も) 他はメーカーだと単純に納期管理で、きちんと所定の期日に 貨物が現地についているか船会社に確認をしたり、近年ではインターネット上から B/L番号やコンテナ番号で貨物のトレースが出来るので、それで 配達が済んでいるかなどを確認するのも仕事の場合が多いですね。
< 質問に関する求人 >
通関士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る