忍者は現代で言うところのスパイに当たりますか？

Question

忍者は現代で言うところのスパイに当たりますか？

Answer 1

はい。そうだと思います。
マンガやアニメでは忍装束の衣装でまるでマジシャンかのような人並外れた術を駆使して戦っている印象がつよいですが…
実際の忍者は忍装束を着ることはなく町民や修行僧に変装して諜報活動をするのが主だったそうです。
手裏剣も実際はむやみに投げるものではなく、掌に収まる隠しナイフ的な役割でした。投げない理由としては投げた手裏剣が現場に残っていた際、その手裏剣の形状よりどこの忍者か身元が割れてしまう可能性があったからです。

変装し情報を集め、証拠を残さず仕事を遂行する…まさにスパイです。

Answer 2

やり手の営業マンですね・・・。

Answer 3

そうです、情報収集が忍者の一番の仕事です。

敵対する領地に入り込んでどれくらい武器を用意しているか調べたり、逆にデマを流して敵軍を混乱させたり。中立地帯に入って自分たちに協力してくれるように交渉するのも忍者の仕事だったようです。有名なのは本能寺の変の後、大阪にいた徳川家康を三河に帰すように先に行って安全な通路を作るよう各地に依頼したり道案内したのが忍者の仕事だったようです。まぁ表だって活動が知られては困る仕事なので具体的な実績はほとんど残されていないですが。

本来の姿は出来るだけ目立たない格好だったらしく、普通の農民や商人、町人の格好で活動していたようです。映画やドラマで出てくる黒装束は夜中に忍び込んで情報を盗んできたり暗殺を実行したりする時だけだったようです（現在のスパイが夜中に忍び込むのに真っ黒い格好でマスクをかぶっているような感じ）。