解決済み
ものづくり助成金 について簡単に要点を説明して下さい。 最近の営業同行時によく聞く言葉でして、行政のホームページを見てもピンときません。どなたか理解されている方で、要点をまとめて教えていただけると幸いです。 主に工作機械関連でその話を聞いております。よろしくお願いいたします。
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要点と言っても、具体例や細かい注意事項まで挙げてゆくと、それだけで1日セミナーができるくらいの分量があるので、限りはあるのですが・・・ 申請書を審査する側に提供する商品と考えて、顧客満足度の高い商品に仕上げるという取組み型が必要だと思います。つまり、先方が書いてほしい方向性と内容で書いてゆく事になります。 その意味では、公募要領の「事業の目的」と「審査項目」が申請書を書く上での最重要ポイントになるだろうと思います。 H27補正もの補助(2次)の公募要領を例に上げますと <事業の目的> 「国内外のニーズに対応、新事業の創出、認定支援機関と連携、革新的な××、設備投資等」といったキーワードがありますが、この方向性を意識して書く必要があります。 ありがちなミス(?) ①生産性の高さや高精度については、具体的な数値が細かに 示されているが、それがどんなニーズに結び付いているか 書かれていない。 ・○○の理由で短納期対応が必要→高生産性が必要 ・○○の理由でローコスト要望が高い→高生産性が必要 ②「革新的な××」が自社比になることが多い、これが他社比 あるいは業界比になればポイントアップ。従って、高性能 新機種を購入すれば課題解決。という内容より、+自社技術 でさらに効果アップという流れが望ましい <審査項目> 1)審査項目は丹念に書き込む この部分でメインの得点が決まるので、聞かれているすべての内容に回答しておく必要があります。例として挙げますと、審査項目の中に「課題解決の方法が明確かつ妥当であり、優位性が見込まれるか」という一文がありますが、これは以下の3文に分解して考える必要があります・ ①課題の解決方法は明確か ②課題の解決方法は妥当か ③課題の解決方法に優位性はあるか 2)政策面と加点項目を軽視しない 審査項目は「技術面」「事業化面」「政策面」「加点項目」に分類されており、前の二つは力が入るのですが、後の二つが抜けたり弱くなったりすることがあります。 政策面:前の二つが、1項目1点とすると、政策面は1項目3~5点位が割り振られている事も多いようなので、キチンと書く必要があります。例えば、「他の企業のモデルとなる」ことについても、申請内容のどの部分がどのようにモデルになるのかを明確に書いた方が点が高いと思います。また、「賃上げ」については、この補助金の根本目標「デフレ脱却」の要でもあるので、必ず触れる必要があります。 加点項目:採択可否(合否)は、最終的に1点差くらいで決まります。従って、拾える点は、ここできちんと拾っておきましょう。 <その他> 1)分かりやすく書く 技術的な専門家が審査することになっていますが、全員が金属加工の専門家という訳ではなく、化学・電気・食品・繊維と色々な分野での専門家なので、不必要な専門用語や業界用語は避けて一般的な言葉で書く。どうしても必要な部分は説明を入れる。なお説明に現物写真を付ける場合がありますが、写真は意外と分かりにくいので、可能な限りスケッチや図面の方が良いです。 また、全体の分かりやすさについは、「その分野に専門知識のない高校生が、概ね内容が把握できる」というのが指標だとよく言われます。 2)人に聞く 地域によって温度差はあるのですが、商工会議所・商工会で、詳しい人がいる場合もあります。また、ごく稀に金融機関でも知っている人がいるので、問い合わせしてみるのも手です。 言葉整いませんが、ご参考まで。
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