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航空自衛隊のパイロットかエアラインのパイロットになるにはどのような道がありますか? それとなるにはどうすればいいですか?
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航空自衛隊のパイロットになるには以下の方法があります。 ① 高校卒業後、航空学生で入隊 ② 防衛大学校へ進学。その後、空自飛行幹部要員に ③ そのまま一般大学へ進学・卒業後、空自の飛行幹部候補生で入隊 それぞれの特徴です。 航空学生は、若い間に操縦技術を教え込み操縦技量に優れた基幹パイロットの育成を目的としています。1番長くパイロットとして第1線で活躍できます。空自のパイロットの内約7割が航学出身です。しかしその反面、昇進は他の2つに比べ遅く、定年前でも3佐止まりの人も多いです。 防大と飛行幹部候補生は、将来の飛行隊長、飛行群司令以上の上級幹部パイロットを育成するのが目的です。昇進は早く、本人の能力と努力次第では、空将、空将補の将官まで上り詰めるかも知れません。基地司令、各種司令官、幕僚長になれるかも・・・。しかし早くから、デスクワークも多く戦闘機乗りとしての寿命は短いです。 防大は2年の時に陸海空に分けられます。もちろん希望を上げますが、希望通り航空要員になれるとは限りません。成績が良くても希望通りと言うわけではありません。 将来、上に行きたいのであれば防大・飛行幹部が、純粋に飛行機乗りになりたいのなら航学が良いと思います。私は航学をお勧めします。 民間のエアラインパイロットになりたいのなら、独立行政法人の「航空大学校」がお勧めです。エアラインパイロットの5割近くが航空大学校卒業だそうです。 受験資格は (1) 4年制大学に2年以上在学し、全修得単位数が62単位以上の者。 (2) 短期大学又は高等専門学校を卒業した者。 (3) 専修学校の専門課程の修了者に対する専門士及び高度専門士の称号に関する規程による専門士又は高度専門士の称号を付与された者 です。 確り勉強してください。数学と英語は確り基礎を固めておいてください。視力の基準は数年前から大きく下がりましたが、やはり飛行機乗りは目が大切です。身体と目を大切にしてくださいね。 >航空自衛隊のパイロットから民間航空へ転職を勧める方が多くいらっしゃいますが、出来ればそんな理由で自衛隊のパイロットには志願して欲しくないものです。航空自衛隊から民間航空会社へパイロットを「譲る」制度は確かにあります。しかし自衛隊側からしたら渋々といった感じです。国と会社との協定で決まっているので仕方ないのですが・・・。 初めから「免許を取ったら民間へ転職する」つもりだった輩もいましたが、そういう人に限って教育隊で脱落していきます。仮にパイロットになれても、当たり前ですが簡単に民間へは行かせてくれません。一人前になるのに10億円近く掛かっているのですから。当然です。民間へ行った方も知っていますが、事情があったり、突然勧められて考えに考えて行かれた人ばかりでした。 自衛隊のパイロットを目指されるのでしたら、一生自衛隊の飯を食う覚悟で志願して下さい。
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