マック赤坂氏の経営している商社はレアメタル専門ですが、こういった商社は仕入よりも売る方が難しいのでしょうか？

Question

マック赤坂氏の経営している商社はレアメタル専門ですが、こういった商社は仕入よりも売る方が難しいのでしょうか？仕入に関しては生産国現地業者にお金持って行けば売ってくれると思いますが、問題は仕入後の卸先販売先がレアメタルだとしても容易に顧客開拓出来るわけではないのでしょうか？
商社はどんなに需要の高い商材でも人脈や企業実績(起業したてなど)がないと販売先も確立は難しいのでしょうか？
また、それは販売先として国内顧客、海外顧客それぞれに言えることですか？

マック赤坂氏は伊藤忠商事に25年勤務していただけに貿易関連や商事等の知識と人脈がありますが、そういった経験者以外は参入できない業界なのでしょうか？
レアメタルは億単位での取引が一般的な業界だと思いますが、資金があっても商社として両手を確立するのは難しいのでしょうか？

Answer 1

＞仕入に関しては生産国現地業者にお金持って行けば売ってくれる

その仕入にどれだけのコストがかかるかが、重要なのです。
売り先は値段が安ければ、実績の無い相手とでも取引をしてくれます。
例えば、近所に激安のスーパーができれば、今まで買い物をしていた、
馴染みのお店があっても、激安のスーパーでも買い物するように、
なりますよね、それと同じ事です。
ただ、安売りをしたら、赤字になってしまったのでは、
売り手は元も子も無くなってしまいます。

だから、いかにコストを掛けずに、商品を調達できるか、というのが、
商社にとって最大の強みになる訳です。
大手商社を止めて、独立して成功できる人は、
特定商品の分野で、そのノウハウを確立できている人です。