>保健体育学科に通っていても授業を頑張って取れば >理科の教員免許もとることはできるのでしょうか? 理科免許を取得するには、 ・理科教育法 ・物理学実験 ・化学実験 ・生物学実験 ・地学実験 ・・・といった科目の単位が必要です。 →もし、 「今、通っている保健体育学科のカリキュラムには、こういった科目は、ありません」 ということなら、 理科免許は取得できません。 >大学院を考えたとき、 >所持している保健体育教員免許を専修免許にするだけでなく、 >同時に理科の教員免許の取得も目指すことは可能なのでしょうか? ☆教員免許の場合 ・4大で修得した単位は、1種免許の単位として使うことを許可する。 ・大学院で修得した単位は、専修免許の単位として使うことを許可するが、 1種免許の単位として使うことは認めない。 ・専修免許を取得するには、同系列の1種免許の単位を全て修得済みであること。 (例1)中学理科専修免許を取得するには、 中学理科1種免許の単位を全て修得している必要があります。 (例2)高校保健体育専修免許を取得するには、 高校保健体育1種免許の単位を全て修得している必要があります。 ・・・となっています。 →そのため、例えば、 大学院入学後に、理科免許の取得に必要な科目の履修・単位修得を開始して、 中高保健体育専修免許と中高理科専修免許を取得する場合は、 (例) ・大学院教育学研究科保健体育専攻修了&保健体育専修免許取得に必要な32単位(修士論文を含む) ・大学院教育学研究科理科専攻での履修・単位修得が必要な、 理科専修免許取得に必要な24単位(修士論文は含まないので、不要) ・大学院の付属大学など、4年制大学での履修・単位修得が必要な、 理科1種免許取得に必要な28単位 ・・・以上の、 合計84単位を、 大学院での履修・単位修得と、4大での履修・単位修得により、 それぞれ別々に、単位をとって揃える必要があります。 →ただし、例えば、 A大学院「大学院生の、大学の科目や他研究科の科目の履修登録は、 大学院での研究や修士論文作成に支障がでない範囲で、 何科目・何単位でも許可しています」 B大学院「大学院生の、大学の科目や他研究科の科目の履修登録は、 大学院での研究や修士論文作成に支障がでない範囲で、 物理学実験・化学実験・生物学実験・地学実験など、実習科目・実技科目・演習科目・実験科目を除き、 講義科目のみ、1年間につき、最大5科目10単位まで許可しています」 C大学院「大学院での研究や修士論文作成に、全力を注いでいただきたいと考えておりますので、 大学院生の、大学の科目や他研究科の科目の履修登録は、一切認めておりません」 ・・・といった感じで、 対応が、てんでバラバラです。 ☆また、 大学院によっては、 (例)「本大学院で、高校理科専修免許を取得できるのは、 すでに大学の時に、高校理科1種免許を取得された方のみです。 高校理科1種免許をお持ちでない方が、 本大学院入学後に、履修・単位修得して、 高校理科専修免許や高校理科1種免許を取得することは、 一切認めておりません」 ・・・といった、 取得制限・履修制限をしている場合もあります。 →そのため、 大学院に進学し、がんばって、無事に大学院を修了(卒業)できたけど、 結局、理科免許は、とれませんでした。 ・・・という、 大変悲しい結末になってしまう場合も、ありえます。 ※ですから、 必ず、あらかじめ、 進学希望の大学院の教務部に電話するなどして、 「理科1種免許は、持っていないのですが、 大学院入学後に履修して、取得できますか?」 ・・・と、 しっかり確認しておいたほうが無難です。 ☆上記のAタイプの大学院に進学する場合であっても、 例えば、 木曜5限に、 保健体育専修免許を取得するのに必要な、大学院教育学研究科保健体育専攻1年の「運動生理学特論」 理科専修免許を取得するのに必要な、大学院教育学研究科理科専攻1年の「生物学特論」 理科1種免許を取得するのに必要な、大学3年の「理科教育法Ⅲ」 理科1種免許を取得するのに必要な、大学2年の「物理学実験」 理科1種免許を取得するのに必要な、大学1年の「地学概説」 ・・・が、5つ重なってて、 どれか1科目しか履修できない! ・・・といったことが起きてしまった場合は、 理科免許を取得できるまで、修士課程で留年して3年以上かかる場合もあります。 →大学の時間割や、大学院の時間割は、 毎年、変わりますから、 2年で取得できるか・3~4年かかるか。は、 実際に、大学院に入学して、時間割を見てみないと、 誰にもわかりません。
国立大学の教員養成系なら普通に他教科の免許は取れるでしょう。 (教員養成系で専攻以外の免許取得不可のところなんて聞いたことがありません) 特に体育・芸術系専攻はつぶしが効きにくいので他教科免許取る人は多いと思います。 なので、”時間割が被らなければ”必要単位を取得すれば取れるはずです。 あなたの大学の時間割は私には分かりません。大学に確認してもらうしかありません。 大学院で取れるかについては他の方の回答にもある通り、大学院の方針によります。
まず結論から言ってしまうと、出来るか出来ないかは分かりません。 と言うのも、これには制度上の制限があるからです。 教員免許が取れるかどうかって言うのは、勉強した内容とかではなくて、大前提として、在籍していた大学の学部や学科で、その教科の教職課程の認可を文部科学省から受けていたかどうかが重要になります。 例えば現在の大学で保健体育の認可はあるけど、理科は別の学科しか認可が無い場合、いくら理科の勉強を頑張ったとしても絶対に免許は取れません。 逆に言うと、現在在籍している大学の学部学科で理科の認可があれば、頑張れば取れる可能性があるって言う事です。 完全に人によりケースバイケースなので一概には言えません。 ただし、言える事としては大学院で保健体育と理科の両方を目指す事は無理って言う事です。 大学院の修了には2年間で32単位が必要です。 1種免許から専修免許を取る為は24単位が必要です。 そして免許が無い状態から理科の専修免許を取ろうとすると52単位(もしくは48単位)が必要です。 この52単位中24単位が理科の免許を専修にする為の単位で、28単位(もしくは24単位)が理科を取る為の単位です。 2年で32単位で修了ですが、免許だけで52単位になる訳です。 さらに大学院修了の為の修士論文の単位なども含めたら2年で60単位くらいになって来ますが、一般の人の2倍の学習量になります。確実に2年では無理で留年するか修了後に1年程度かけて勉強する羽目になるでしょう。 ちなみに「52単位(もしくは48単位)」とか「28単位(もしくは24単位)」と書いて居ますが、基本的な数字が中学と高校の両方を取った場合の単位数で、カッコの中が高校だけを取った場合の単位数です。中学だけを取っても中高を取る場合と単位数は変わりません。 と言う訳で大学院で両方取ると言う選択はかなり難しいので、まずは現在の大学の在籍している学部等で、保健体育だけでは無く理科の認可があるか確認して下さい。 認可があれば単位としても有効です。が、専攻が違ったりする場合、かなりの確率で時間割が被って来ます。 この辺の関係で大学によって受講制限がかかっている場合が多いので、在籍している大学の教務部などに確認して見る事をお勧めしますよ。 実際には大学に聞かないと分からないって言う一般論では言い切れない部分なので、とりあえず大学に相談して見て下さいね。
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