こんにちは。添乗派遣会社の人事の者です。 現場にも出ます。 まず、極論から申し上げるとTOEIC等資格は基本的に必要ありません。 驚くかも知れませんが英語が一切しゃべれない、聞き取れない添乗員さんも比較的多くいます。 ただ、当然、英語ができるに越したことはありません。大きなアドバンテージです。 そして添乗員を行ううえで絶対に必要な資格は「旅程管理主任者」というもの。また海外ならば「総合旅程管理主任者」となります。 詳しくは日本添乗サービス協会のHPをご覧ください。 →http://www.tcsa.or.jp/ 18歳以上から年齢制限はなく取得が可能です。 けして難しい資格ではなく、講習がありますがこれをちゃんと受ければ取得できるといったレベルのものです。 次に下積みとの話ですが。 海外志望でも最低一年間は国内での添乗業務をし基礎をしっかりつけましょう。 これは海外の方がレベルが高い等ではなく、海外だと国内と連絡がつきにくいといった現状があるからです。(状況やツアー先にもよりますが、海外旅行の方がシステム化されておりトラブルがない限り比較的楽です) たまに「すぐに海外を!」という方がいますが…。 仮に自分ひとり。お客さま20人でトラブルに巻き込まれたときにどうしますか?となります。(例えば「お客さまの一人が事故にあい骨折しました。」とか) そのためにも会社のフォローが届きやすい国内でしっかり学ぶことが必要です。 添乗員の基礎とは… お客様の安全確認 行程管理(時間管理) 貴重品の管理 立寄り施設への連絡、観光地の状況確認 事務書類の作成(日報や報告書) などです。 1年続けていればそれなりのトラブルにも遭遇しますし、本当にこの仕事が自分に合うか。見極める事ができると思います。 添乗員はお客さまとの繋がりが大切なお仕事です。 言語スキルより接客スキルの方がかなり高い部分をしめています。また、旅行の華やかさを考えると地味で、やはりお金が関わる分、ドロドロした現実もあります。 そして、ご存知かもしれませんが私が言うのも残念ですが。隠しても仕方ないので。 業務の内容から考えると恐ろしく薄給です。業界の者として申し訳ないです。 ちょっとネガティブなことが続きましたので、ポジティブなことを。 一言で言うととにかく楽しいです。それにつきます! そして日常では味わえない、時間をお客さまと共有できます。(旅行は非日常の演出でもあります) これに魅了されたらこの仕事以上の仕事はないと思ってしまいます。そのぐらい素敵です。 質問の「言語」からはだいぶ脱線しましたが、これが添乗員の現実と楽しみです。 質問主さんのお役に立てていれば幸いです。 長文、失礼しました。
なるほど:3
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