地域包括支援センターには、主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師の配置が義務付けられています。 当初は、町の福祉関係の相談窓口のような出発でしたが、介護保険法の改正に伴い、要支援者のケアプラン作成が入り、どこもごった返しています。 ここ数年落ち着いてきていますが、少子化、高齢化、医療の細分化等により、その相談内容はどんどん複雑になってきています。 また、不景気や雇用の減少などの社会構造の変化もあり、家族の中の一人ではなく家族全体としての支援をしていかなければいけないケースも増えてきました。 今まではお金に困ったら福祉事務所、高齢者の事で困ったらお年寄りセンターや市区町村役場の福祉課、子供の事で困ったら児童福祉事務所や市区町村役場の児童課、病気などで困ったら保健所・・・等々細分化されていました。 地域包括支援センターは、前述の有資格者の配置が義務付けられているので、一つの家庭で抱えるたくさんの問題について、色々な職種が専門的観点で解決に当たることが出来ます。 また、地域包括支援センターだけで解決できない問題については、先述の各社会資源と協働で解決にあたります。 一つの問題に対して多面的に取り組める。 また、利用者をたらいまわしにせず、ワンストップ(相談に行く人があちこちいかずに、最初の窓口で解決できること)で解決に当たれる可能性が出てきたことは、やりがいにつながるのではないでしょうか。 社会福祉士として地域包括支援センターで働くメリットも、現実に地域で起きている諸問題に、一定の問題に特化することなく取り組めることがメリットだと思いますよ。
メリットは"社会福祉士"としての仕事をできることです。 関係機関との調整、繋ぎ、対象者の強みを見つける。教科書で習ったことの実践の場になるかと思います。 ただ、人によってはとてもキツイ。 地域包括内で社会福祉士は権利擁護を扱います。地域包括まで来る方は、本当に瀬戸際の方々が多い印象です。 なので、自分を保てるモノや、困難事例を楽しめるメンタルを持たないととても苦しいと思います。
・介護保険の枠にとらわれず支援ができること ・三職種は専任のため、法人の介護手伝い要員にはなりにくいこと ・社会福祉士必置の唯一の機関であるので、ある意味、プライドが満たされる。(神経はすり減らされるが) ・要支援の方の報酬は安いので、要介護の方のように囲い込みがうるさくない(されるところもあるが)
自治体直営の場合は、地方公務員となれること
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