介護療養型医療施設のリハビリ助手です。仕事内容は、介護保険で入院中の介護度4〜5の患者様に対して、PTの指示で関節可動域…

Question

介護療養型医療施設のリハビリ助手です。仕事内容は、介護保険で入院中の介護度4〜5の患者様に対して、PTの指示で関節可動域や歩行・起立練習・発声練習・トランスファー・物療・作業練習など行っております。介護保険入院中なら上記の内容は、リハビリ助手の仕事範囲内ですか？

Answer 1

仕事の範疇外です。

もともとPTは医師からの指示（処方箋）があって初めて患者に触れることができ、検査・治療をすることができます。

PTの治療手段は物理的な力を用いて行うもので、そこには専門的な知識が必要となります。
関節可動域運動一つとっても筋・靭帯の位置や軟部組織の状態、関節の変形状態、疼痛の有無、疼痛の原因など考慮に入れなければならないものが多くあります。

そこに対して正しいアプローチを行うために専門的な知識が必要なのです。知識がなく触ってもわからない人がその治療を行ったときに、事故が起こります。

そのPTが指示だけして実際の治療・訓練をあなたに任せているとしたら、
それは「専門職である自分がやっても、助手であるあなたがやっても大して効果は変わらない」＝「自分は素人と同じくらいの技術しかない。」と吐露しているようなものです。

すぐにやめたほうがいいと思います。何か事故があってからでは遅いです。