解決済み
高校2年生です。 私は今、薬剤師を目指しています。 今まで漠然と考えていたので、国家試験を取る際、薬剤師と研究者の二つの道があることも最近知りました。 そこで、大学は薬学部に進み、薬剤師の資格を取ろうと思い、調べてみたのですが、4年制大学と6年制大学の違いがよくわかりません。 私が調べて分かったのは、 ・6年制大学で学び終えると国家試験の受験資格を得られる。 ・4年制大学で薬剤師になるには大学院に進み、実習や不足単位を取る必要がある。(その場合8年以上の時間を要する) ということです。あっているでしょうか? また、国立の6年制大学に進めば、修業後、すぐに資格を取れるのでしょうか?(受かるかは別として…) 大学入学から資格取得までの最短年数、最長年数を教えていただければなと思います。 拙い文章ですみませんでした。
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6年生薬学部卒の薬剤師です。 質問者様の場合、薬剤師の資格を取りたいなら6年制に行く方法しかありません。 6年制に行けば6年時の2月もしくは3月(卒業直前)に国家試験があるので受験し、3月末に合格発表、それから厚労省に薬剤師として登録して初めて薬剤師として働けます。そのため6年で資格を取得するのが一般的です。 すでに他大学で単位を取得していれば編入などもでき、最短で3年ほどで取れるケースもありますが、質問者様の場合は最短でも6年かと思います。 なお、薬剤師登録しないと働けないことが結構忘れがちなので注意です。登録には3月末に申請してから5月くらいになるなど結構時間がかかります。卒業後研究職になる人はそれを忘れてしまい、薬剤師としての資格を持ったうえでの仕事や研究がしたいときにできないって、パターンが結構あったりします(笑) また、病院では不要ですが、保険調剤薬局で薬剤師として働く際には保険薬剤師登録もする必要がありますので、大学院に行きながら調剤薬局でアルバイトする場合には注意しましょう。なお、保険調剤薬局の申請は都道府県ごとなので、引っ越しした際にも注意が必要です。 それと、研究職に行きたい場合は大学選びが非常に重要です。 まず国公立の大学を選択しましょう。私立大学は国家試験合格に重点をおくため卒業研究なども7月で終わるのが大半で、6年時意外に研究することは少ないのです。 一方、国立大学は卒業研究が12月まではやるのが一般的で、研究費用の面でもお勧めです。無論、国家試験対策が各自となるのがデメリットではあります。 それと、どのような研究をしたいか、例えば創薬がしたいのであれば有機化学の研究室がオススメですし、動物を使った実験をしたいのであれば薬理学、薬の剤形など薬物動態(薬の吸収や代謝などを学び、薬の効果を上げたり、副作用を軽減したりする領域)もあったり、さらに細菌やウイルスなどの薬を開発したいなら微生物・免疫研究室、食中毒の衛生などに関わりたい場合は公衆・食品衛生の研究室(保健所職員希望や麻薬取締官希望など)、など研究室ごとに特色が様々です。 卒業研究の段階で大きく取り組む内容が変わってきますので、やりたい研究室がある大学をHPやオープンキャンパスなどで事前に調べておいた方が良いと思います。余裕があればHPに論文が載ってたりするので読んでみるのもよいです。興味あることには楽しいと思いますので(研究者志望であれば英語力は必須なので英語論文にも目は通しておいた方がよいです) ご参考になりましたら幸いです。
薬学部が4年制から6年制に移行する時に、4年制入学者にも「特例」として大学院に進学し、諸々の条件をクリアすれば受験資格を取れる道を残しました。 それも、あとしばらくです。来年度入学者が最後のはずです。特例の延長はない見通しです。 ですから、あなたが薬剤師免許が必要なら6年制に入学する必要があります。 尚、私立の一部の大学で、4年次の編入を認めるところがあります。そこならプラス3年で取得可能です。 また、公立の岐阜薬科大学が、全て6年制にして、薬剤師コースと研究コースとして、全ての学生に受験資格を与えることに変更することに決めたようです。 今後、国立大学でも追従するところが出るかもしれません。
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