高校生３年生です。 進路でとても悩んでいます。 【臨床工学技士】か【放射線技師】になるかで迷っています。(それに…

Question

高校生３年生です。
進路でとても悩んでいます。

【臨床工学技士】か【放射線技師】になるかで迷っています。(それによって受ける科も変わってくるので…)

どちらともいま医療業界では欠かせないものとなっています。そして、女性の需要も高まっていると知りました。

ただ、臨床工学技士よりも放射線技師の方が女性が必要とされているのかな？と調べた段階で思いました。
最初に興味を持ったのは臨床工学ですが、やはりより必要とされているものになりたいと思ってしまいます。

そして、臨床工学技士の道を進むのであれば、専門学校のオープンキャンパスに行ったところ、就職などに困ることはないと分かりました。
ただ気がかりなのは、男女比が圧倒的に男性の生徒が多く、40人中3.4人が女子生徒でした。
男性と関わるのが苦手とかではないのですが、友達ができなければ、やはり授業では不利にならないかと心配です…グループ学習などもあるかと思いますし…。

ただ、臨床工学技士もとても必要とされているので、なりたいという気持ちがあります。

なにで悩んでいるのかだんだんわからなくなってきました…^^;

もしよければ、みなさんの知識を私にも分けていただきたいです。
メリットやデメリット、自分はどちらをおすすめしたい、など色々アドバイスが欲しいです…

Answer 1

最終的に国家試験は、優秀な友達が何人いようが本人の能力次第です。
在学中友達などがすくないと苦労することはあるかもしてませんが・・・。
個人的な経験では、男女関係なく学業が優秀な人の周りには自然と人が集まっていた

女性が医療技術職になる場合、検査技師＞放射線技師＞臨床工学技士の順で仕事がしやすいとおもます。

検査技師は、業務の幅が広く、業務による負担もすくなく妊娠・産休を経ても続けやすいようです。
放射線技師は、女性の需要は高いのですが、妊娠すると業務に制限がかかるためその点だけが考えどころです。
臨床工学技士は、他の資格に比べて知名度が低い分、色々なイベント事に対して融通が効きづらいです。

過去解答で、古いデータだけで他人をけなしている放射線技師の方もいるようですが、そこらへんはあまり気にせず、自分がやりたい資格を選ぶべきです。
ただでさえ色々と面倒くさい医療系の資格だから、せめてなりたい資格を選んでモチベーションを維持しとかないと・・・

Answer 2

aruru_kayaさんの回答が臨床工学技士サイドから詳しい回答になっています
私は放射線技師ではありませんが
病院に長く勤務していたので・・・
その二職種を比較すると
「歴史」の重み？が違いますね
そして、かつては放射線技師の95％（99％と言っても良い）以上は男性でした
当然放射線被ばくを心配しての事でした・・・
私の現役時代（１０年以上前）私の病院に女性の放射線技師は居ませんでした
退職後に行ったら女性が数人も居たのでびっくり！！！
マンモグラフィーの普及でそうなったのでしょう
勿論多くの場合「検査着」に着替えはしますが・・
かなり服の「脱ぎ着」をするので男性技師が
忌避される傾向が強くなったこともあるのでしょう
病院にとって「診療放射線技師」はほぼ絶対に必要な職種です
医師（歯科医師）と放射線技師以外の職種では
レントゲン撮影はできない・・
法律ですから

近年超音波検査＆ＭＲＩが臨床検査技師と共同許可されていますが
エコーの多数派検査技師でＭＲＩはほうしゃせんぎし・・？
放射線技師はそれだけ？？？
業務範囲は狭いですよね・・・・
この点がデメリット？でもあるしメリット？？？

この真逆？が臨床検査技師でしょう
業務範囲は
病理（解剖助手も）～細菌培養同定、血液学、採血
免疫学、輸血関連検査、生化学（分析）そして
心電図や超音波検査、聴力、眼底写真・・・
基礎となる学問分野が広範囲ですし
当然業務範囲も広いですね

臨床工学技士・・検査技師からなれるんで・・
Ｗライセンスも取っている人が居ることは居ますが
その資格ができた頃検査技師は・・・検査の外注化などの荒波にもまれ
さらに臨床工学技士に仕事を奪われるのでは？
と言う疑心暗鬼から取得した人が多かった
そのように検査技師と工学技士の業務は可なら重複して居る所もあるんですね
病院によっては検査科の機器管理まで工学技士が・・・
と言うのも見受けられますが
さすがに自動分析装置は、ね～～
かなりジャンルが違いますが
院内の（主に看護師が操作する）機器メンテナンスは
工学技士にゆだねられていることもありますね

最後に
臨床工学技士・・・どっかの団体の検定試験
は全くの認識不足です
診療放射線技師と同じ、立派な国家資格ですよ

Answer 3

私はどちらの資格も持っていませんが、此まで生きてきた経験から言いますと、就職率や友達が出来やすいとかイロイロな事があると思いますが、一番は自分がどうありたいかと、何が自分に合ってるかが重要だと思いますよ。

Answer 4

私は臨床工学技士の資格を持っている大学院生です。

私が臨床工学技士の資格を取得できる大学に進学したのは、臨床工学技士になりたいからではなく、医療機器の研究開発をしたいと思っていたからです。

臨床工学技士は、厚生労働大臣の免許を受けて、様々な業務を行います。

主には
手術室の人工心肺や補助人工心臓の操作
透析室の透析機器の操作
ICUなどの人工呼吸器の操作
各機器の保守点検

また、研修を行ったり、医療機器メーカーとの商談を行ったりもします。

臨床工学技士の最大の欠点は、認知度が低いことと、医療機器の操作などは看護師でもできるので、無理に雇う必要がないという状況にあります。

認知度が低い点は、時間をかけて徐々に浸透させていくしかありません。現に徐々に養成施設も増えてきており、認知度は高くなりつつあります。

また、診療報酬でICUなどに臨床工学技士を配置していれば、点数が貰えるということで、臨床工学技士をおきつつあります。

背景には、最新の医療機器では、似た部品が多く、看護師では違いが分からず、間違えるケースが増えてきたからということが考えられます。

このように、臨床工学技士はなくてはならない人たちですし、これからの活躍にも期待されます。

臨床工学技士の資格しか持っていないため、診療放射線技師については、詳しくお話しできませんが、臨床工学技士について、少しだけながら書きました。

世の中にはダブルライセンスとして、臨床工学技士+看護師、臨床工学技士+診療放射線技師、臨床工学技士+臨床検査技師などの方々がいます。これは、臨床工学技士の資格は、臨床検査技師などの資格を取得していれば1年で取得できるという制度があるからです。

ですが、やはり臨床工学技士の重要性も高まってきているので、1年で取得できるという制度も続かわかりせんし、国公立大学での教育も始まるかもしれません。

まだまだ、新型機器などの開発によって、臨床工学技士は職域の拡大の余地もあるので、伸び代がある職種だと思います！

応援しています！
頑張ってください！
将来の活躍を期待しています！

長文、失礼しました！