こんにちは。 科捜研に関してはその学問での博士号が必要などがあったように思いますが、科捜研に関しては詳しくないのでわかりません。 鑑識についてなら少々わかりますのでいいですか? まず最初に科捜研と鑑識の大きな違いを一つ言いますね。 それは科捜研は一般人、鑑識は警察官です。 何が違うのか? 科捜研は鑑識よりも専門的で高度な知識がありますが、裁判資料として採用してもらうための立証措置が取れません。 それを行うための司法権限がないんです。 一方鑑識は司法権限を持っている警察官なので、一人でも現場で裁判資料として立証措置を行うことが可能です。 科捜研からの鑑定結果等に対して立証措置を取ることで裁判の証拠とすることも出来ます。 大きな違いを言ったところで、鑑識についてです。 鑑識は警察官が異動によってなる部署ですので、学歴は関係ありません。 普通に警察官になって、鑑識を希望し続け、業績を上げて異動してなります。 そのため、別に特別な資格は必要ありません。 必要最低限の知識やスキルは鑑識希望者の中から選抜された者に対して、専門教育(鑑識専科)で訓練されますので。 順調に進めた場合、簡単に道順を表すと、 【警察官採用試験 → 警察学校初任科 → 警察署地域課交番 → 警察学校初任補習科 → 警察署地域課交番 → 警察署地域課警邏係 → 警察署留置管理課 → 警察署刑事課鑑識係】 鑑識専科はこの中のどこかタイミングが合い、警察署から1名選抜されれば警察学校に入校して勉強することになります。 指紋、足跡、写真、化学等を他の警察官より専門的な部分まで総合的に学びます。 鑑識になるなら今やるべき必要なことは、大学を卒業して、警察官採用試験に合格することです。 公務員試験は試験の出題傾向や配点割合等の試験分析を行えばそんなに難しい試験ではありません。 配点が大きく偏っている試験ですので。 ただし、偏っている分、試験分析が下手だと勉強しても得点に結び付きにくいので難しいと思います。 この試験分析は予備校やユーキャン等の通信教育等の教材で提供されているのが一般的です。 警察本部の鑑識を目指すとなると、選抜された精鋭の警察署鑑識の中でも、更にキツイ条件をクリアした者達の中から選抜される精鋭中の精鋭ですので、とりあえずは警察署の鑑識を目指すことからかと思います。 あくまでも私が知っている県警での話で、都道府県によっては異動経路や条件などに違いがあるかもしれませんので参考程度で。 お邪魔しました。
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