某IT企業に内定をいただきました。 さて質問ですが、IT企業（主にインフラ系）は働き易いでしょうか？

Question

某IT企業に内定をいただきました。
さて質問ですが、IT企業（主にインフラ系）は働き易いでしょうか？私のITスキルは
1.家庭内レベルのITインフラが自由にできる程度。
2.CCNP、LPIC１、ITIL、MCTSの資格を保有。
3.HTML５、CSS３のコーディングが可能
といった程度です。

私も特に大したことはないですが。
以前の６ヶ月程度で辞めた某IT企業内の社員に質問したところ。
1.Windowsインストールしたことありますか？＝ありませんやったことがありません
2.Linuxのコマンドわかりますか？＝ありませんやったことがありません

このような返事をいただきました。
この時思ったのが「あれ？こんなことも経験したことないのにIT企業で勤められちゃうんだ？」と思いました。
私はこの企業に内定をもらうまでにものすごく面接に落とされました。

落とされる理由は主に「経験がない」といったことでした。
Windowsもインストールできない人が働けるのに「経験」って一体何？と思っています。

私が資格を取得する以前に考えていたIT企業はプロフェッショナル集団でハイレベルなIT技術を切磋琢磨していると想像していましたが、最初に入った会社で「みんなレベル低いな」と思いました。
そこには自分の夢思い描いていたものと全く違う現実のようなものを見せつけられました。
1.陰湿な社内のいじめ
2.何もスキルのいらない分業された技術部門

内定をもらいましたが働くことをやめようかと思っています。
上記の私が初めて働いたIT企業での感想なんですが、IT企業ってこんなものでしょうか？
これが現実ならITは趣味にして他の仕事をしようかと思っています。

わかりづらくてすみませんがご教授頂けたら幸いでございます。

Answer 1

質問者様の考える「経験」とは何でしょうか？

勤続年数？覚えているコマンドの多さ？資格の多さ？
どれも違います。
会社として評価する「経験」は場数と案件を完遂する能力です。

例えば、
「10年間ずっと運用・保守をやってきて、資格も10個持ってます」
という人と、
「経験は5年ですが、ここ2年はリーダーとして設計から構築までやってきました」
という人では評価が全く違います。

会社や担当する部署によっても様々ですが、
上流に行けばいく程、細かいとこまで知らないことは多いです。

特に大手SIerなんかに行くと、CiscoもLinuxもかじった程度で、
プログラム言語は分かりません、なんて人はよくいます。

それでも大規模なプロジェクトは完遂できてしまいます。
それが能力だと思っています。
コマンドやインストール方法なんて、ググれば出てきますから。
しかもそういうSIの人は自分で設定する訳ではないですし。

ITエンジニアに大切なのは「考え方」だと思っています。
いくら知識があっても、その使い方が分からなければいけません。

いくら手順書どおりに作業ができても、いくら指示どおりにConfigが書けても
指示どおりに動くのと、自分で考えて人を動かすのでは、雲泥の差があります。

とはいえ、エンジニアといってもピンキリなので、
仰るとおり「こんな人が・・・」と思う人もいます。
会社によっても良し悪しはあるでしょうし。

私はあまり陰湿な会社には当たったことがないので、
運がいいのかもしれませんが、それはITに限ったことでは、
ないようにも思います。

Answer 2

正直、それだけのスキルをお持ちなら、一部上場の一流企業でも足切りされず選考候補に上がると思います。

年齢と英語力次第では引く手数多かと。

会社の働きやすさは会社次第なのでダメだと思ったら転職も視野に入れるのがいいのでは？
元請けになりうるような上流の企業であればあるほど、働きやすい傾向にあるのは間違いないと思いますので。

Answer 3

ITって言っても学歴重視の大手から
学歴不問の監視までいろいろです

Answer 4

たしかにあたっている部分もあると思います。
また、へたにスキルが上で、ポジションが下の人間だと、
うとまれて、嫌がらせを受けるような場面も多々あります。

もう一つ、別の理由もあります。
１つ、１つが専門的に深さを求められてゆくのです。
そして、すべては業務仕様。

ここで、家庭用パソコンのWindowsのインストールができても、
何も役にたたないってことですし、

ルーター部署にいったら、ほぼサーバーはいじりませんし、
サーバー部署にいったら、ほぼルーターはでてきません・・

またそれぞれ専門部署があるので、
システム（プログラム系）をいじっている人たちは、
ルーターもサーバーも関係ないです。

ってくらい、部署ごとに専門的にやっていることが
多いからです。

そのかわり、サーバーだったら300台くらい一度に面倒をみるとか、
ルーターも同じように大量に面倒をみる。
しかも数年かけてプロジェクトを終わらせる・・・といった感じの
大規模なものが多いので、
そこで、あれこもこれもやっていたら、追いつきません。
ゆえに、分業するかわり、１つ１つが専門的なのです。

たしかに、小規模なネットワークばかりやっているところは、
部署わけするほどの人数のプロジェクトでないので、
なんでもかんでも求められます。

サーバー構築したら、ルーターも、社内LANも・・・と。

逆に大規模ほど、１つ１つが専門的分野に特化されたような
働き方になるので、１つの分野ONLY、そのかわり深く・・・
というのが求められる次第です。

また、企業独自の設計、構築等がありますから、
結局資格をもっていても、はじめから学びなおしになる・・・
ということが多いわけです。

が、それらの企業独自の方法を学ぶのに、
基礎的な学習ができていない人だと、
何を説明しているのかすらわからない・・・という状況になるため、
ある程度、基本的なことは学ぶようにすすめられるわけです。
（が、資格絶対主義の企業ばかりではありません）

資格については、逆に企業応募をする
アピールにしかすぎないかと思います。

また、企業にて資格取得を推奨するのは、
企業の業務品質をアピールするのに、利用されたりします。

逆に資格があるから、なんでもできる・・・
と思い込んでいたり、
資格があるから、俺様はできるやつなんだ・・・
と思い込んでいる人のほうが、こわいです。