解決済み
野生生物保護技術者について 高校一年生です。私は将来野生生物保護技術者になりたいと思っていて、そのためには農学部がいいと思い、京都大学の農学部を目指しています。しかし、この職業はまだ日本に浸透しておらずなることが難しいこと、獣医師の資格を取った方がよいということなど、問題がたくさんあって悩んでいます。また、そもそも京都大学の農学部から目指せるのかが分からなくなりました。 そこで質問ですが、野生生物保護技術者を目指すのは無謀でしょうか。また、獣医師やビオトープ管理士の資格は取った方がよいのでしょうか。京都大学の農学部から目指せるのでしょうか。 知識のある方、回答の程、よろしくお願いします。
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野生生物保護技術者などというものは、作り出された幻想です。 浸透するとかそういうレベルではありません。 http://www.sanpou-s.net/shigoto/animal/09/ そのギャップが埋まらない限り、質問への答えもありません。 一般に、増えすぎた動物の管理は、都道府県の公務員か、国有林や国定公園などであれば、国家公務員が行っています。そこは専門職としては野生動物の個体群を管理する人材を採用していません。問題の地域に配属されれば携われても、人事異動で二年、三年でどこか違うところへ行くでしょう。 http://www.wmo.co.jp/ぐらいかな、民間でまともなのは。ここはまともだよ。 京都大学には獣医師国家試験の受験資格をとれる学科は存在しない。野生動物に強い、北海道大学か岐阜大で、獣医師になれば、Wildlife managementの一助を担う仕事もある都道府県もあるが、限られるだろう。 獣医師ではなくて農学部なら、旧帝大レベルで、博士号までとって、野生動物のwildlife managementを学べば研究者として、行政側に必要とされる研究者になれるかもしれません。しかし研究者も余っているので、定職につけない可能性もかなり高いです。
浸透していないというレベルではなく、そもそもアメリカのレンジャーとかのような職業はほとんどないといっても過言ではないかもしれません。目指すとしたら、 1)アカデミックポストにつき、その分野を自分で開拓する。 2)研究開発法人(たとえば環境研究所とか農水省系研究機関)を目指す。 3)自分で会社を立ち上げる。 4)NGOとかその他 あたりかと思います。現実的なのは1か2)でしょうか。その場合、最低限修士、現実的には博士号の取得が条件でしょう。 そのあとは業績を積み重ねて、公募に勝つということでしょうか。必ずしも獣医師の免許ほかが必要とは思いません。最短で目指す仕事を狙うのなら、むしろどうやって業績を上げるような人間になるのかでしょう。最低限英語と数学はきちんと大学で勉強しておいてください。
野生生物保護技術者は資格を必要とする職業ではないので、原則的にはどの学部・学科・校種からでも目指せますが、やはり大多数は専門学校卒でしょう。京大農学部からでも目指せますが、せっかく京大に行くなら、最初から限定せずもっと幅広い視野を持って仕事を選んだほうがいいと思いますので、最初から保護技術者を目指すなら専門学校のほうが実践的で良いと思います。 また、獣医師資格は、「取ったほうが良い」くらいの軽い気持ちで取れるものではありません。獣医師資格は、全国に16(国公立11、私立5)しかない獣医学部・獣医学科で6年間学んだ上で国家試験に合格せねばならず、特に国公立獣医学部・獣医学科は地方国公立医学部並みかそれ以上の難関です。
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