前の人が言うように、財務会計の知識は必須。 資格で言うなら日商簿記の2級あたりかな。3級だと工業と商業が分かれてないし、1級は税理士の受験資格になっていることもあって難しすぎるし。 あと会社法に精通しておくと、設立や運営のときにスムーズだ。株式会社の設立自体はごく普通の本屋で「株式会社の作り方」などという本を買って登記すれば簡単にできるけど、運営は設立よりずっと面倒で煩雑な手続きが必要になる。税理士に外注すると最低でも毎年15万円前後はかかるからね。当初は個人事業主として始めるなんて手もあるけど、会社があるのと無いのとでは信用も違うし。まあこのあたりは経営学部なら授業でやるか。 あとどこでも必要になってくるのが、広告戦略。いかに良いシステムや製品を買ってくれたとしても、それを買ってくれるであろう人に知らせなければ金にはならない。見本市や展示会への出品方法・費用などを調べておけば開発後のアピールのキモを掴めるし、DTPデザインなどの技術を身につけておけば外注しなくて済むから設立後の金が無い時期に広告費を抑えられる。ネット出稿などの規格を覚えておくのも、町場の印刷屋よりずっと安価に印刷できるネットプリントを活用できるようになる。各種広告媒体の反響率などを調べておくのもいいが、たぶん授業でやるだろう。 融資や資金管理などに生かすため、ファイナンシャルプランナーの勉強をしておくのもいいかもしれない。ただ俺自身はまだFPをかじる余裕が無いのでどんな勉強ができるかは未知数だ。 特許戦略で稼ぐなら、知的財産管理技能検定などを学んでみるのもいいだろう。一応は国家資格らしいし。 英語や貿易を勉強しておくのも良い。日本国内では個人輸入でしか入手できないものも多い(←飯の種なんで詳細は言えぬ)から、そうしたものを外国から買って国内販売することで稼ぐこともできる。 あと俺自身は建設業で飯を食ってるけど、この業界で起業するには多種多様な専門資格が必要なので、経営学部には無理だと思う。 いずれにせよ経営学部であれば、成功率の高いビジネスモデルに関する情報も入ってくるだろうし、そうした専門性を生かしてどの分野で起業するかを考えればいいんじゃないかな。
起業で一番重要なことは、資格ではありません。 発想とアイデア、人をその気にさせるカリスマ性(リーダーシップ)、最後までやり抜く粘り強さです。 財務は無料相談などで、身につければよいですが、上記のことはお勉強だけでは身に付きません。 コミュニケーションが重要ですね。相手の心に突き刺さるセリフは何か、相手のタイプに合わせてそれを見抜き、働きかけて自分のファンにさせる。 そんな魅力のある人であれば、金も専門家も簡単に集まります。事業はきっと成功します。 自分にそうした力が不足しているならば、専門分野に特化して、だれにもまねできないことをやるというのも一つの方法です。 これから大学とのことなので、人を巻き込んだ企画を考えて実行したり、実行して反応が悪ければ、次回に活かすためにはどうするか考え、さらに良いものを企画するなど、リーダーシップが身に付くことをやるといいですね。部活であれば、部長をやるとかでもいいですけどね。
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