消防のことを気にかけて戴けて嬉しく思います。 先ずは「消防士」ですが、一般的に消防の人のことを指しているようですが 本当は「消防官」と呼んだ方が良いです。 「消防士」は消防官の階級の一つで、一番下の階級です。 まぁ、警察官のことを「巡査」なんて呼ぶのと一緒ですね。 「巡査」も警察官の階級の一つで、一番下の階級です。 でも「消防官」も通称で、法律的には「消防吏員」と呼びます。 しかしこれは一般的ではありませんので、「消防官」と呼んで問題ありません。 東京消防庁の募集でも「消防官」と称していますから。 さて、質問主様は「消火」「救急」の2つに分けらていますが、これも間違いではありません。 でも、「消火」を更に2つ分けて、「消火」「救助」「救急」の3つに分けて考えても良いと思います。 それと、御質問の「救急救命士」ですが、これは国家資格の名称で職種名ではありません。 救急隊には「救急隊長」「救急員」「機関員」がいて、「機関員」が救急車の運転をします。 東京消防庁では「救急隊長」「救急員」の任命に当たっては「救命救急士」を優先することになっています。 「救急隊員」に対して、消火をする消防官の名称ですが「警防隊員」と称する組織が多いようです。 東京消防庁でもこの言葉が一部の書類に存在しますがあまり使っていないようです。各署に「警防課」が設置されているので混同するのを防止しているのかも知れません。 余談ですが、東京消防庁の消防署の仕事として、消防官は3つの課に分けられます。 それは「総務課」「予防課」「警防課」です。 こんな分け方があることも是非覚えておいてください。 また何か消防に関して分からないことがありましたら、いつでも質問してください!
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消防隊(警防隊)、救急隊(救急救命士含む)、救助隊(高度、特救)・・・全部まとめて「消防吏員」。「消防士」は階級やわ。
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