そもそもの話、就職率とか気にしているレベルの人は大学院なんて行かないほうがいいです。 就職の良さを「率」で考えるなら、専門学校とか行ったらよろしいです。どんな職種だろうが押し込んで就職率を上げているだけですが。大学でも就職率を売りにしている学校ほどレベルが低いというのが相場です。 物理だろうが生物だろうが、きょうび学部卒程度の知識では、専攻を活かした就職なんてあまりありません。あまり専攻分野とは関係ない、いわゆる文系就職ということになります。専攻に直結する職につきたければ大学院くらいは行く必要があります。で、そのような人材に対する需要は、おそらく物理系のほうが生物系よりたくさんあります。でも一括りに物理と言っても素粒子物理と物性物理ではやっぱり違うでしょう。 また大学院でも博士課程に行く人は少なからぬ割合が大学教員や国公立研究所職員といったアカデミア志望です。彼らは卒業してすぐに希望の職に就くことはまずありません。まずはポスドク(博士研究員)、給料はもらえるけれど単年度契約で長くても数年間、という丁稚奉公的な身分で働き、その間に正規の大学教員・研究所職員の職を探します。したがって、就職率という言葉にはほとんど意味がありません。
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