日本の消防の救助隊(レスキュー)は四段階構成となっております。 人口10万未満の地域なら必要最低限の機材の「救助隊」、人口10万以上なら救助資機材が充実した救助専任の「特別救助隊」、中核市なら特別救助隊のうち一隊を探査装置など高度救助資機材を装備し大規模災害に対応する「高度救助隊」、政令指定都市及び東京都には特別救助隊のうち一隊を人命探査装置など高度救助資機材を装備しさらにNBC災害(地下鉄サリンや福島原発のような災害)の資機材も充実して大規模災害に加え特殊な災害にも対応する「特別高度救助隊」を編成するとなっています。 つまり特別救助隊からさらに選抜されているのがハイパーレスキューであり、高度救助資器材やNBC災害の資器材など特別救助隊よりプラスアルファの救助機材も保有しています。 特別高度救助隊の中でも東京消防庁の消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー)は特別救助隊に加えて重機の操作を行える隊員や救急救命士、化学災害の専門知識を有する隊員など各分野のスペシャリストによって編成されています。
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