解決済み
社労士と中小企業診断士の資格取得を検討しております。合格率、勉強時間、平均年収ともに同じくらいの資格ですが勉強するのであればどちらがオススメでしょうか? 当方総務経理、労務、企画等全般を行う事務職です。 キャリアアップ、転職、独立を考えた際に有利な資格を取得したいと考えております。 どちらの資格が有利なのと、理由をお聞かせ願えれば幸いです。
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こんにちは中小企業診断士です。 どちらの資格も独立系士業資格なので転職・独立に有利に働くのは言うまでもありません。 試験の合格率、勉強時間などはネットなどに掲載されている情報を参考にしていただければ良いかと思いますが、若干中小企業診断士の方が勉強時間が多くなる傾向で1000~2000時間程度が平均的なところでしょうか。これは難易度というよりも科目合格制のため多年度受験をされる傾向があるためです。 どちらも独立する上では大きな差はありません。平均的には独立後2~3年程度で会社員時代の年収を超えることになる方が多いのではないでしょうか。 社労士の先生方と仕事をする機会も非常に多いのですが、どちらの資格や専門分野を持とうとも最終的には企業や自治体などへのコンサルティングと言うところで価値を提供する形となりますので、あまり資格の枠に捉われなくともご自身の興味のある分野の資格に臨むことをお勧めします。そういう意味でも自然と両資格の年収は近くなると思います。 それと中小企業診断士の仕事についてなかなかご理解いただけていないのが実情ですが、他の法律系士業と違い民間企業と何年間も顧問契約を行うような仕事ではありません。診断士の目的は国と中小企業の橋渡し役です。これの意味するところは、主に経済産業省の予算・施策を中小企業に向けて実行していくことで、プロジェクト的な仕事が大半になります。このあたりが診断士の醍醐味で独占業務と言える部分です。 もう一点、今は士業に対する考え方が変わってきており士業横断的な専門家を国は求めています。社労士、診断士などいずれかの士業資格を保有していれば認定支援機関などへの受験資格が与えられ、いくつかの法律独占業務が行えるようになります。そういう意味でも法律独占業務と言うものは資格を選ぶ上ではそれほど気にするものではないかと思います。 最近士業は食えないといううわさが多いですが、ここ数年は補助金バブルの影響もあり絶対的に士業の数が不足しております。私は中小企業診断士なので診断士をお勧めしますが社労士でも診断士でもどちらも楽しいと思いますよ。
目的に応じて変わりますね。 ・キャリアアップ 人事労務のエキスパートとして社労士、企業経営のエキスパートとして診断士、どちらもキャリアアップとして役に立ちます。学んだ全てが役に立つわけではありませんが、知らないより知っている事は、何らかの役に立つでしょう。 どちらがいいかは、科目の内容で決めたらいかがでしょうか。 ・転職 事務職への転職なら社労士、大手に有利なのは診断士です。実は実務経験やコンサル経験がなければ何もできないのが両方の資格ですが、若干有利になります。 どちらかと言えば社労士が若干有利ぐらいですね。 ・独立 独立開業では大きく違います。診断士のニーズはありません。国や都道府県のコンサルティング関係の仕事を請ける際に、診断士資格が有利な程度です。一般の中小企業は、専門性のある頼りがいのあるコンサルタントでも、お金を払うのに抵抗があります。 それに比べれば、社労士は実際の業務代行があるので、「手続屋さん」としてのニーズはあります。 ニーズに関して、ほぼ0と、あることはあるとは天と地ほど違います。というより診断士めざすなら、この部分は初歩の初歩なので、これぐらい判断できないと診断士で独立はまず無理です。 基本的には独立開業系の資格ですから、キャリアアップで事務系なら、簿記やMOS検定の方が圧倒的に役に立ちます。簿記1級に比べれば、社労士資格なんてキャリアアップや転職に対して全然有利になりません。むしろソロバン2級の方が有利です。 社労士も年収1千万超~0までいる中での平均年収ですから、自分がどれになるかは、冷静に判断しないといけません。開業3年で社労士としての収入は3年間の合計で100万円とか、ざらにいますよ。 診断士でもっと低い人もいます(コンサルタントが自分の仕事のマネジメントできないとか「お笑い」になりますよね)
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社労士は幾つか独占業務がありますが、有資格者はすでにたくさんいて市場的には飽和状態です。 中小企業診断士は独占業務はなく、一見社労士よりも弱いですが、経営コンサルとして幅広く選択肢があります。 企業内なら社労士も良いでしょうが、起業する場合や自分の得意な事業分野でコンサル的に動くなら後者を薦めます。
どちらをやりたいか? どちらをやれば今までの自分の経験を活かせるか? でまず、決めるべきでしょう。 それと、試験の形式は、けっこう違いますし、出題内容ももちろん違いますので、得意不得意の個人差も考慮すべきでしょう。 どちらも高難易度ですし、両方取るのは、今は考えない方が良いでしょう。 質問の内容を読む限りは、「企画」がこれまでのキャリアでどのくらいの比重を占めていたかでしょうね。 お手伝い程度なら社労士、それが半分以上(時間ではなく、誇れるキャリアとして)を占めるなら中止企業診断士でしょう。 たぶん、その中間なのでしょうが、そのような微妙なサジ加減は、自分自身で決断して下さい。
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