民間資格はおそらく山のようにありますが、おそらくほとんど役に立ちません。 介護士とか教員、保育士、社会教育主事など、レクリエーションの指導スキルと直接関係ないもののほうが、就職には役に立つでしょう。 あと、マイクロバスの運転機会もあるでしょうから、大型自動車があると、重宝されます。 レクリエーション系民間資格が役に立たない理由は簡単で、スキルがあれば資格などいらないし、資格があってもスキルがなくては役に立たないからです。 私は高い費用を払ってネイチャーゲーム初級指導者の資格をとりましたが、ネイチャーゲームと銘打ってレクリエーションをするには、制限が多くて断念しました。 今はわかりませんが、当時は参加費上限を500円にしろと言われ、しかも公認教材を購入せねばならず、とてもじゃないけどできません。 私は現場で場数を踏んでいますので、指導書さへあれば実践できますし、参加者層や狙い、その場の雰囲気や天候、使えるフィールドなどを勘案して、いくらでも自分でアレンジできます。 でも、場数を踏んでいなければ、教本と資格と講習会でのわずかな体験では現場ではしんどいうに思われ、結局、場数経験とそれなりのスキルがあれば、資格はなくとも、市販の教本でいくらでもやれるのです。 いま、狙い目なのは、これまで教員や公務員しかとれなかった社会教育主事資格が一般人でもとれるようになったことです。 四大卒で一定の単位を取得していることなどが受講資格だったと思いますが、40日くらい通学しなくてはならないですなら、転職前に退職して時間を作れる人でないと無理です。 国の事業だから無料だったはずですが、滞在費用や食費などは膨らみます。 就職先は狭き門です。 例えばレクリエーション協会なんてのがありますが、資格者つまり、指導員を育成するための講師などは、ボランティアだったり日当だったりで、職員は事務員と思われます。また、そんなに上向きの組織でもないですし。 他にもあれこれありますが、そういう組織で指導員をするということは、指導者を育成する人ということて、子どもや老人と一緒にレクをするのは、施設職員やボランティアの活動家、というのが主流です。 施設ということは、幼稚園教諭、保育園の保育士、老人ホームや介護施設のスタッフ、そして、少年自然の家みたいな行政の保有する施設となります。 では、少年自然の家みたいな施設の職員になるにはどうしたらいいかというと、今は多くの施設が指定管理者制度で民間委託に出されてるので、そういうところに指導系職員として採用されることですね。 例えば、小学館集英社プロダクションです。 あるいは、民間で自前の施設を持っているところ、トヨタやヤマハなどです。 しかし、レクリエーションだけして過ごすわけにはいきませんが。 あとは自分で立ち上げるしかないでしょう。 レクリエーションだけではつらいので、体験学習やらなにやら、企業研修とか、子ども会のイベントやら、学童保育の機構などから、呼ばれてレク指導をする自営業ですね。 ちいさいけれども、特徴的な人材育成プログラムを売りにしている個人事業主または小さな組織(社長や理事長ひとりで事実上運営している)なんて時々ありますね。
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