土地家屋調査士の中には、建物の受託が極端に少ない人もいるとは思うけど、受託件数の割合は、圧倒的に建物が群を抜いて多い。 さらに土地に関する業務において、境界確認の外業の部分はその一部に過ぎない。 しかも、仲裁は非弁行為に該当し、土地家屋調査士がやってはいけない行為のひとつ。 ちょっと考えて見ただけでも、質問で取り上げた話は、おかしいことが分かると思うけどね。 試験についてだけど、合格者制限をしているので、何点以上合格という考え方がない。 また、都道府県によって合格判断が異なるので、受験場所によって異なる合否が出る可能性がある。 それなりにやれば受かるという試験ではないと思うよ。 土地家屋調査士が調査する境界は筆界なんだけど、法14条1項地図やそれに準ずる図面、地積測量図、街区調査図、復興図、再開発図など何にも資料のない土地を受託する確率の方がはるかに低い。 あえて言えば、測量業でもそうだけど、外業の部分。 例えば、測量をしているだけでも、近隣の人たちから声をかけられる。 様々な人たちと接する機会が多いので、人見知りなどの軽度の対人恐怖症であっても、そういう人たちには向かない仕事。 こういうのはどのジャンルの仕事にもあるんじゃないかな? それから、勘違いしてほしくないんだけど、境界についての認識の相違という事例はほとんどない。 隣接地権者同士が疎遠だったり仲がよくなかったり、異常なぐらい警戒心が強い人がいたり、人の話を聞かない人がいたりなど、個性に問題がある人に当たる可能性の方がはるかに高い。 そういう人を上手に御せられるようになると、一人前と言えるかもしれません。 ちなみに一番調査士がうざいと思う人と言うのは、にわかにどこかで仕入れてきた話を自己流に解釈して、自慢げに物知りをアピールする人。 間違いを指摘すると怒るから、非常に性質が悪い。
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