デザイナーの人、ファッション関係に携わる仕事をしている方に質問です！ （もちろん、全然関係のない方でもお願いします） …

Question

デザイナーの人、ファッション関係に携わる仕事をしている方に質問です！
（もちろん、全然関係のない方でもお願いします）
私は普通科の高校1年生です。

将来、デザイナーやファッション関係の仕事に就きたいと思っています。
ただ、軽い気持ちではなくて、本気でやりたいと思ってます。
もちろん、その道で食べていくのはすごく大変だと少しは知っているつもりだし、毎日ファッション雑誌などを見て、自分なりにいろいろ調べて勉強しているつもりです。
今日、母に『大学はファッション関係の所に行きたい』とそれとなく話てみたら、猛反対されました。そんな雲掴むような話で、やってけるはずがないと。でも、私はどうしてもやりたいんです。やらないと、一生後悔すると思います。でも、お金を出してもらうのは親なので、どうしても説得したいんです。ここで、質問です

①何て言えば、母を説得する事ができるか（母とは趣味が合わず、私の趣味はわかってもらえません）

②今からその仕事に就く為に、やっておいたほうがいいことはあるか。

③読んでおいたほうがいい本やオススメの本（役に立った洋書や、雑誌など）はあるか。

④その仕事に就いた人or就こうとしたが辞めた人、1番大変だったことは何ですか？また、就いた人は高校卒業してから何年かかりましたか？

以上の事を教えて下さい(＞人＜;)

つたない文章でごめんなさい(._.)
どうしても諦められない夢なので、
絶対に叶えたいんです。

大変な仕事だって事も承知の上ですが、私の周りにはデザイナーをやってる人が全くいないのと、友達の反応が『えー…』みたいな、微妙な感じで…不安になってしまったので(;_;)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました！
皆様の回答、どうかお願い致します。

補足

回答ありがとうございます！
なぜか、返事ができないので、こちらから失礼します>_<
質問なのですが、就職のときテスト？面接？などはありましたか？また、それはどんな方法でしたか？
後、私のような普通科を卒業してからでも、巻き返せるのでしょうか？
質問ばかりでごめんなさい(＞人＜;)
回答お願いしますm(__)m

Answer 1

ファッションデザイナーとして働いていますので、色々回答していきたいと思います。
厳しいことを書いてしまうかもしれませんが、最後まで読んで頂ければ幸いです。

①親が子供の先行きを心配するのは、ごく自然なことです。
特にこの業界は、その日食べていくだけでやっと…給料制のデザイナーの初任給は約15～17万円くらい。多くもらえて、約20万円ほど。私は約15万円ほどでした。
チーフになった場合は、年収は約540万円程度(会社によって上下しますが、多くて600万円ぐらいかと思います)
私は現在、契約デザイナーとして働いていますが、年収は約900万～1000万円の間をいったりきたりしています。
入社してから10年くらい働けば、チーフぐらいの役職にはつけるかもしれませんが…
それ以上を目指す人の殆どは、他の人には無い特別な才能があります。
誰にもない特別な才能が無い限りは、それ以上を目指すことはまず無理です。
茨の道を進むことを深く理解した上で、人生設計をしてください。
服飾関係の専門学校、大学に通うのであればそれにかかる費用。
卒業した先はどうするのか。卒業後、どの程度の収入が見込めるのか。
事細かに調べ、紙に書きあげてください。それを親に見せ、とことん話し合いましょう。
納得するまで、話し合ってください。自分の持っている話術で母親を納得させることができなければ、この業界では生きていけません。
話術もこの業界では、必要不可欠なものです。

②高校に、服飾デザイン科という学科を設けている所があります。もし、現在通われている高校にその科目があるのであれば、その先生に質問攻めするのが真っ先にやることです。
無いのであれば、普段の授業を真面目に受けてください。何一つ無駄になることはありません。
流行や市場の傾向調査には、数学的な知識も必要になってきます。
その他にも、企画をアピールするプレゼンテーションでは、言語力が試されます。母国語はもちろん、英語力も必要です。
出来れば、留学をおすすめします。日本よりも、海外の方が刺激的でいい体験が出来るでしょう。
横の繋がりも出来やすく、帰国後、日本の企業で働く時にもかなり有利になります。
なので、英語は喋れるようにしておいた方が得策かと思われます。

③ファッション誌はすべて読んでください。レディース、メンズ、子供服…すべて、です。
本屋に置かれているファッション誌を、全種類買い漁って読んでほしいぐらいですが、それでは金銭面的にも負担がかかるため、立ち読みするだけでもいいです。すべて読んでください。
読むと言っても、ただ眺めるだけでは意味がありません。
なぜその着こなしなのか、なぜその配色にしたのか、そのデザインの意味は…
読むとき、必ず「なぜ」を意識してください。どんなことにも、疑問を持ってください。
そのなぜをすべてノートに書き込み、自分なりの回答も書いてください。
考えることが重要です。
ここまで読んで分かったかもしれませんが、おすすめの本はありません。むしろ、自分の感性を磨くためにも、自分自身の力で見つける方がいいです。
日頃から、自分なりに服をデザインしておくのも重要です。
デザインには人間の骨格も重要になってきますので、人体についての本も読んでおきましょう。
その人の骨格にあったデザインを考えられる力を、身につけるためです。
また生地、染色、刺繍にも詳しくなっておく必要があります。
服飾関係の専門学校、大学で必ず習うとは思いますが…
それらについて詳しく書いてある本を何冊か買って、読んでください。

④この業界は、才能があって当たり前です。むしろ、才能がない者はすべて切り捨てられていきます。
怒られるよりも前に、捨てられるのが当然だと思っておいてください。
それほど厳しい世界でした。
個人的に大変だと思ったのは、昇格することです。
上にいかなければ、自分の思っているような仕事はできませんでした。
しかし、簡単には上へ行けない。努力しても努力しても、それでもまだ努力が足りず…
先が見えず、不安に押し潰されそうになったりしました。
高校は親をなんとか説得させて、アメリカの服飾関係の高校へ進学。
卒業後は、先生の知り合いのファッションデザイナーの下で、アシスタントとして4年ほど働き、そこから母国で企業に勤めました。
コンテストの受賞や、ショーをやった経験、海外での経験などが有利に働き、すぐに就職できました。