相談があります 私は、仕事を１０か月ほどでやめてしまいました。 一部上場企業のグループを作っているような、いわゆ…

Question

相談があります

私は、仕事を１０か月ほどでやめてしまいました。
一部上場企業のグループを作っているような、いわゆる大企業でした。主な退職理由としては、上司が厳しく１の失敗に１０の叱りを入れてくる人に耐えられなくなったことです。

上司については、怒られるのは全て自分のせいで、私がまったく仕事ができない人間なのです。

前に一度言われたことなのに、何かほかの事が起こるとそのことを忘れてしまい怒られたり、交代勤務の職場だったので「引き継ぎ」という自分の時間帯に何があったのか次の人に伝える作業があるのですが、自分は口下手で伝えるのがうまくいかず怒られ、次回また伝えるときも「また怒られるのではないか」とビクビクしながら伝えていました。怯えながら伝えているのでまともに伝えられるはずもなく、また怒られるというループに陥っていました。

「自分は仕事ができないダメな使えない人間なんだ」
と思うようになり、毎日が憂鬱でした。
会社に向かうときは心臓がバクバクし、帰りは「今日もダメだったな」と泣きそうになりながら帰っていました。

私が怒られているのは、みんな知っており又、その上司は、顔が広く社交的なタイプなので私の使えなさをみんなに広げられているのではないかと、思うと同じ職場の人の顔も見ることができませんでした。
会話をするのも申し訳ないような気持になってしまい、完全に自分に自信を無くしていました。

高校から就職したのですが、私は成績はいいほうで、部活でも部長を務め、全国大会にも出場しました。
自分に自信を持っていたのですが、その職場に入ってから
「自分はこんなに使えない奴だったのか、学校ではできても社会では何もできないお荷物か」

今は、専門学校に入学しIT系の勉強をしているのですが親の金で入り勉強しています。
親に勉強させてもらっているという思いがあるからか、親から金を稼がなくなった自分は冷たい目で見られているような気がします（実際、思っているのでしょうけど）

少しでも自分で稼ごうと、アルバイトをしたいのですが、
「自分は使えないダメ人間」「失敗したらどうしよう」
という気持ちが拭えずなかなか始められません。

失敗を繰り返して自信がつくというのはわかっていますが、その失敗も怖くて仕方がないのです。

どうにか、自分に自信を取り戻せる方法はないでしょうか？

Answer 1

まだまだぜんぜんやり直し可能です。
私などは40歳であなた以上に完全に自信を失い、その後鬱状態となって毎日自殺することを数ヵ月にわたって考える日々から立ち直っていますから。

学生時代にはそれなりに優秀だったのですから、自信さえつけば学生時代のように生き生きと生活できるようになるはずです。
今はすっかり自信を失ってしまっているようですが、きっと大丈夫です。「そんなことはない」なんて絶対に思わず、「大丈夫、きっとなんとかなる」と思い続け、努力し続ければいいと思います。

では何から始めるかですが、まずは以下を心がけてください。
①ダメな自分をイメージしないこと。特に過去の失敗について考えないこと
②取り越し苦労をやめ、自分に都合よく考えること
③すべてを前向きに考えること
④物事の本質をみること

①成功者はほとんど失敗のイメージを持っていません。分かりやすい例ではドラマ ドクターXの大門先生の言う「私、失敗しないので」といった感じです。
仮に失敗するイメージが浮かんだら同時にそうならないための方法を考え、最終的に成功のシナリオを描いてしまうのが成功者の思考です。「自分はダメだ」「次も失敗するに決まってる」と思って立ち止まっているうちは絶対に成功出来ません。

特に、過ぎ去った過去の失敗について考えるのは止めましょう。あなたがアルバイトを始められないのもここに原因があります。
失敗した経験を次の教訓として生かすなら意味がありますが、それ以外は全く意味がなく、未来のことを考えたり準備する妨げでしかありません。
未来の、次の成功に向けた準備のために、貴重な時間を使うべきです。

②「親から冷たい目でみられてる気がする」これは完全に取り越し苦労です。
親はあなたを心配しているからこそお金を出して再出発を見守っているはずです。

自分の思い込みでこう思われたに違いないというのは悪い妄想なので、絶対やめましょう。仮に傷つくようなことを言われたとして、そのときは落ち込んでも、その場かぎりでとどめ、あとに引きずらないようにしていけば、自信を無くしていく悪循環は絶ちきれます。

③いきなりポジティブになれと言っても無理でしょうから、少しずつ、一つずつでいいので、良いイメージで物事を見ていくクセをつけていけばいいかと思います。

物事は多面的にみることができます。例えば性格的な短所で「積極的でない」のは、ポジティブにみれば「物事に対し慎重」とみれることもでき、長所にもなり得ます。

ネガティブなイメージは失敗に直結します。反対にポジティブなイメージで物事を行えば成功の可能性が高まります。

自信を失っている原因は、あなたの目指すレベルが最初から高すぎるのではないですか？
例えば最終的に10のレベルを目指すにしても、最初は2、3くらいの目標に向けて頑張り、そこまでできたら次は4、5を目指す…というようにやっていますか？
もしかしたらいきなり10のレベルを目指してくじけてるんじゃないですか？
それではどんどん自分がダメに思えてしまいます。
うまくいかない中でも、ここまではできた、この次はここまでできるようにしよう。このように肯定的に、前向きに考えれば段階的に向上し、長期的には成長していると思えるようになります。

あと、必要以上に自分のせいと自分を責めるのもネガティブ思考を産み出すのでよくないです。

④
物事の本質をみるというのは、何が肝心か見極めるということです。
前の会社でうまくいかなかったと考えている引き継ぎで言えば、本質は重要なことを引き継ぐことであって、旨く話すことではなかったはずです。口下手なら箇条書きにまとめたメモを渡し、口で少々の補足ができれば問題なかったはずです。
このように本当に大事なことを見失ってしまうと物事は旨くいきません。

まずはこれらを頭に叩き込んで、一歩ずつ前に踏み出してください。きっと大丈夫です。